という、レッスンやチャレンジマッチなどで同店に縁の深い4名のプロを「ゲストプロ」として招聘し、「アマがプロと撞ける。プロを間近に見られるイベント」をコンセプトに掲げていた。
大会ゲストプロ。左から内垣建一、光岡淳子、中村こずえ、有田秀彰
蓋を開けてみれば、出場者59名のうち、JPBAプロ13名(※上記4名含む)・フィリピンプロ1名という強力なメンバーが集結し、「トッププロも来ていて朝から緊張しっぱなしです」と語る下級者も。しかし、女子のプロ・アマの参加も多かったためか、殺伐とした雰囲気はなく試合は進む。「アマプレイヤーのことを第一に考えて設定した」という試合形式(ハンデ)は随所でアマに有利に働き、プロ相手に金星を上げるアマも多かった。こうして、光岡を始めとしたプロ達も次々と脱落。ベスト8に進んだのはプロ3名・アマ5名となった。
。浦岡は、ベスト8から志田辰徳(アマ)、月村基樹(JPBA)、V・リエン(アマ)という3名を相手に、安定感と決定力のあるプレーを披露して記念すべき第1回大会を制した。「ハンデはキツかったですが、ラッキーもありギリギリで勝てました」(浦岡)。
こうして盛況で幕を閉じた本イベント。特筆すべきは、負けても会場に留まっている選手が多かったこと。ハウスイベントでは、ラウンドが進むに連れて負けた選手達が帰ってしまい、会場が閑散としてしまうこともしばしばだが、本イベントではそんな動きは目立たなかった。
ゲストプロ達のチャレンジマッチ(出場選手は追加フィーなしで参加可)や、協賛各社からのビリヤードアイテム争奪じゃんけん大会など、飽きさせない工夫が奏功したと言えるだろう。店舗側も「ぜひ継続的に行いたい」という本イベント、第2弾がどのような形で行われるのか、今から楽しみだ。