東日本グランプリ第4戦
会場は『キャノンボール大森』
6月1日(日)、『東日本グランプリ第4戦』決勝が東京都大田区『キャノンボール大森』にて開催される(予選は東京近郊の複数のビリヤード場にて開催)。今戦はナインボール・9ゲーム先取、交互ブレイク、セルフラック、スリーポイントルール採用といったフォーマットで行われる。
第3戦優勝の栗林達
今年の東日本グランプリも早くも折り返し地点を迎える。ここまでの3戦は赤狩山幸男、羅立文、栗林達とJPBA上位ランカー達が優勝してきた。井上浩平、菅谷慎太郎、そして赤狩山といったそれまでグランプリ優勝経験がなかった選手が勝利した昨年の序盤3戦とは対照的な結果になっている。ここから今まで活躍の機会が少なかった選手達が出てくれば、見ているファンにとっても新たな楽しみが増えるだろう。
照屋勝司、今年こそは1勝を上げたい
最もグランプリ初優勝に近いのは照屋勝司か。今年の照屋は第2戦で準優勝、北海道オープンでの準優勝とここまでプロ入り後初優勝にあと一歩と迫り続けている。実力は十分なだけに、結果を期待したい。
また、先日『第13回全日本スヌーカー選手権』を制覇した水下広之も要注目だ。競技は違えど、全日本選手権での活躍で波に乗る水下が3年ぶりのグランプリ優勝を目指す。
海外戦も控える土方隼斗
もちろん、土方隼斗や塙圭介などの毎戦上位につけながらも今年はグランプリ優勝に辿り着いていない選手達の優勝の可能性も高い。特に土方は『チャイナオープン』に『男子ナインボール世界選手権』と、大きな海外戦を控えているだけに、このナインボール開催のグランプリを世界での活躍の足がかりにしたいところだ。
いずれの選手もまずは明日行われるハイレベルな予選を通過しなくてはならない。プロだけではなく、トップアマ達も多数参戦してくる。トップランカーがその牙城を守るのか、それとも思わぬところから出てくる選手がいるのだろうか。年間ランキングのポイントも大混戦となっているだけに、この1戦の行方は絶対に見逃せない。