English8 League case.0 at EXE
E8の伝道師・福田豊選手が全勝優勝
5月18日(日)、東京・秋葉原にあるダーツショップ『crossdesign EXE』に導入されたイングリッシュ・エイト(以下、E8)のテーブルを使い、栗林達、高野智央、藤井寛美ら日本ポケットビリヤード連盟(JPBA)のプロと国内スヌーカーの第一人者・福田豊選手(日本スヌーカー連盟/JSA)による総当たりのリーグ戦『English8 League case.0 at EXE』が開催された。
同店はダーツのさまざまな商品、サービスを提供する『株式会社クロスデザインクリエイション』のショールームであるが、このほどE8テーブルを導入したばかり。テーブルを入れてからは、常連のダーツプレイヤー達によって賑わいを見せているという。
天井にカメラが設置され、モニターにテーブルの状況を映し出していた
代表の三浦与之さんもE8の楽しさに惚れ込んでいる様子で、この日もE8の中心人物でもある福田選手に、ルールやプレー面に関する質問を何度もぶつけていたことも印象的だった。
2位・栗林達
この日は観戦客を入れての試合となったが、各プレイヤーがレベルの高い技術を披露。やはりというべきか、E8の経験も豊富でスヌーカーでのナップの慣れなどもあり福田選手が試合を優位に進める。
3位・高野智央
JPBAのプロ達も持ち前のシュート力を活かし、必至に食らいつくものの、僅かに及ばず。3戦全勝の福田選手が優勝を果たした。戦績はそれぞれ栗林2勝1敗、高野1勝2敗、藤井3敗となった。
4位・藤井寛美
参戦4名はそれぞれに国内有数のキュースポーツプレイヤーではあるが、その中で差が出たのはやはり戦術理解度。福田選手が披露するセーフティやポケット前を自分のグループボールで防ぐ戦術などは、「なるほど」と思わされるものが多い。
こうした不断の練習で磨き上げられたスキルではなく、頭を使ったスキルがあるからこそ、同店では普段馴染みのあまりないビリヤード(E8)にダーツプレイヤーが親しみやすさを覚え関心を示すのだろう。あらためて、E8がビリヤードの導入に適したゲームであると感じる。
左から高野、栗林、福田選手、藤井
なお、この日の試合の模様は6月4日(水)発売の『隔月刊ビリヤードCUE'S』にて詳しく伝える。また、6月中旬ごろにビリヤード動画サイト『CBNT』にてお届けする予定。
E8の詳しいルールなどはコチラ
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