第21回全日本女子スリークッション選手権
エントランス横のパネルは女子仕様のピンクに変更
男子の『第71回全日本スリークッション選手権大会』が終了し、翌8日(木)から『第21回全日本女子スリークッション選手権』が同じく東京都千代田区『霞が関ビルディングプラザホール』特設会場でスタートした。
女子の今大会は『第5回世界女子スリークッション選手権大会日本代表選考会』を兼ねている。同大会は10月15日から19日にかけて、ギリシャでの開催の予定。
昨日の敗者最終を勝ち上がった佐野清子アマ(左)、吉村香南枝アマ(右)
そして、昨日まで繰り広げられた予選ラウンドでは、小林諒子アマ、山田祐子アマが2連勝で勝者側を勝ち上がり、敗者側からは吉村香南枝アマ、佐野清子アマが決勝ラウンドへ進出を果たした。
13回優勝している肥田緒里恵
本日から開始した決勝ラウンドは、9人総当たり・25点先取(50キュー打切り・両者敗け)のリーグ戦で争われる。ここからはシード選手の肥田緒里恵(前回大会優勝者)、東内那津未(第4回世界女子3C選手権者)、西本優子、福本綾香、林奈美子(すべて代表選抜戦参戦権保持選手として)らプロ達が参戦。
前年大会準優勝の林奈美子
この大会を13回優勝している肥田は3勝を挙げ快調にスタートを切った。この辺りは男子の大会で最終ラウンドまで登り詰め、各試合で五分のパフォーマンスを披露していることをふまえればもはや想定内と言って過言ではない。東内と西本もそれぞれ3勝で滑り出しは良好のようだ。
とは言え決勝ラウンドは明日まで続く。肥田、西本の優勝経験者が前評判通りの実力を発揮するのか、昨年準優勝の林や東内、福本の悲願の初タイトルとなるのか、アマチュア選手の躍進はあるのか!? 会場はアクセス良好な東京のど真ん中。女子スリークッションの最高峰をその目で見届けてはいかがだろう。