製作アイディア募集中!!
3Dプリンターならチョークケースだって作れる
近頃さまざまな場所でその名前を聞き、活字でもよく目にする「3Dプリンター」。立体物を文字通り印刷するような感覚で作ることができる優れもの。その性能云々については、専門ではないため割愛させて頂くが、最近では家庭向けの低価格(それ以前の物との比較)のものも登場しはじめ、話題性は高まる一方のようだ。
そんな中、ビリヤード界にも3Dプリンターを使って関連グッズを手掛ける会社が現れた。社名は『有限会社エニタイム』、3Dプリンター事業はまだ始めて日が浅いという。
同社で作った手球マーカー(ゲーム中、キューボールについたチョーク跡や汚れを拭く際など、ボールが元々あった位置を記すために使います)
そして同社代表取締役社長・椿修司さんの趣味が高じて、ビリヤードグッズの製作・販売を開始することになったそうだ。現在はジョイントキャップ・ホルダーやチョークケース、厚みを確認するためのアイテムなどを取り扱っている。製作は『3D SYSTEMS』社製の『CUBE 3D PRINTER』を使用。
椿さんの話によると、3Dプリンターを使用した製作物のサイズは目安として10cm×10cm×10cmぐらいまでが望ましいとのこと。現在は、新商品としてブリッジヘッド(メカニカルブリッジの先端部分。ブレイクキューなどに取り付けて、マイメカニカルブリッジとして使用する)を鋭意製作中だそうだ。
なお、同社への注文・製作依頼をする際には、発注者に製図などの立体物を作るための知識は必要なく、メールなどでサイズや要望を伝えれば良いとのこと。
他にもあなたが欲しかった新しいアイテムが登場するかも!?
近年はさまざまな商品が増えつつあるビリヤードアイテムだが、まだまだ新商品の登場・改善の余地はある世界。この3Dプリンターによって、ビリヤードプレイヤーの「かゆい所にも手が届く」ようなアイディア商品が生まれることを期待したい。
編集部のこんな要望にも応えて頂きました
だが、まだ同社でも取り組みはじめての期間が浅いこともあり、現在は製作グッズのアイディアを募集しているそうだ。「こういうモノがあったら面白い」「こんな商品があると助かる」など、製品についてのアイディアをお持ちの方はぜひとも、下記メールアドレスまでご連絡を。
anytrvl@qc5.so-net.ne.jp
有限会社エニタイムの3Dプリンターサービスについては、下記URLをご覧下さい。
http://www.anytime.ne.jp/