第22回全関東バンド選手権大会
4月20日(日)に東京都渋谷区『Billiards Club MARS』で決勝日が開催された『第22回全関東バンド選手権大会』[予選は13日(日)に東京都中野区『Kobby's Billiards』、荒川区『ビリヤード・ラッセル』、渋谷区『幡ヶ谷倶楽部』にて開催]において森雄介が今年1月1日のプロ入りから110日にして優勝を果たした。
プロ入り110日で優勝した森雄介(写真はすべて『TOKYO OPEN 3-CUSHION TOURNAMENT 第20回記念大会 ~オープン戦への挑戦~』より)
この全関東バンド選手権大会は7月5日・6日(土・日)に大阪にて開催される『第22回全日本バンド選手権大会』への出場権も懸かった試合となっていた。20日に開催された決勝日に揃ったのは前年度優勝者の小林英明をはじめ、昨年の全日本バンド選手権大会優勝の町田正、そして森雄介の父である森陽一郎などのバンドゲームのトップ選手達だ。
昨年優勝の小林、今回は4位となった
決勝日は5名×2組のリーグ戦からその上位3名が優勝者決定戦、3位決定戦、5位決定戦を戦う。試合はいずれも70点ゲーム。森雄介は小林、高橋朋隆、肥田緒里恵、内藤克宏というグループを全勝で勝ち上がり優勝者決定戦に駒を進めた。そしてもう一方のグループを1位で抜けて来たのは父・陽一郎。優勝者決定戦は親子対決となった。
試合は序盤から森雄介が先行する展開となった。終盤に森陽一郎が追い付き大接戦となり、最後は70-67で雄介が見事に勝利した。
森陽一郎、息子とともに優勝・準優勝を飾った
父を敗り優勝した森雄介。ベテラン選手達にも引けを取らない実力を持っていることは今大会で完全に証明された。4位小林、3位町田、2位森陽一郎とともに第22回全日本バンド選手権大会の出場権を獲得。全日本バンド選手権大会は10月2日〜5日(木〜日)にフランスにて開催される『2014 World Championship One Cushion』の代表選考も兼ねている。
森雄介は今年、JPBFの若きエースとして世界にまで進めるのだろうか。新人プロの活躍はまだ始まったばかりだ。