明日から第26回北海道オープン開幕
今年の会場は2年振りの特設会場『テルミヌス広場』
4月19日〜20日(土・日)に『JR札幌駅地下特設会場テルミヌス広場』(予選は札幌市内および近郊5店舗併用)において、『第26回北海道オープン』が開催される。昨年は竹中寛が豪快に、一昨年は大井直幸が軽快に優勝を飾ったこの大会は、春の北海道遠征ということで、参加選手も普段以上に気持ちの高揚が窺えるのが特徴となっている。
またプロ・アマ選手と関係者が連携して入念な準備がなされ、トーナメントの格式を高く保っていることでも知られるところ。今年は2年振りに札幌駅地下のスペースを用いることもあり、プレイヤー達は早くも「目指せ特設」といった意気込みを個々のブログ等で表明するに至っている。トーナメントプロとして戦う宿命を選んだ者、誰もが頂点を見据えているに違いない。
北海道オープン前回大会優勝の竹中
今大会の動向を占う意味で、今シーズンここまでの優勝者を改めて見てみよう。今年、これまでに開催されたJPBA男子の全国ポイント対象試合は2つ。1月の『関西オープン』は土方隼斗が制し、3月に行われた『全日本ポケットビリヤード選手権大会』は田中雅明が優勝している。なお東西に分かれて開かれる『グランプリ』(それぞれ2戦開催済)では、東日本は赤狩山幸男と羅立文が、西日本は大井と川端聡がシーズン早々に1勝を挙げている状況だ。
2ヶ月連続の優勝を狙う田中
ここまでに名前の挙がった面々が、北の大地でシーズン2勝目を挙げるのか? それとも、大会連覇を狙う竹中を筆頭に今シーズン初優勝を虎視眈々と狙うメンバーが雄叫びをあげるのか?はたまたプロ公式戦初優勝!といった新しい風が吹き荒れるのか!? オールスター勢揃いの豪華キャスティングだけに混戦必至であることは間違いないだろう。
女流球聖位決定戦で大熱戦を演じた平口結貴も参戦、地元で輝けるか!?
昨日から今日にかけて、新旧の猛者達がプライドを背に続々と現地入りを果たしている。今年、北海道で咲いて日曜日に美酒を味わうのは誰なのか? キューズからも特派員が現地入りして、Twitter(@CUES_BAB)やFacebook(CUE'S Facebookページ)を交えてタイムリーな情報をお届けする予定なのでどうぞお楽しみに。
Akira TAKATA