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過去のニュース(2014年)

2014.04.15 トーナメント

ジュニアは"神箸ジュニア"が優勝

第14回全日本ジュニアナインボール選手権(JOCジュニアオリンピック大会)

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前列左から田中汰樹(中部/14歳)、神箸渓心(中部/13歳)、林武志(関東/13歳)、福岡夢己(関西/17歳)、奥田玲生(関東/12歳)。後列左から高志保健(沖縄/17歳)、志賀辰輝(関東/14歳)、田中映輝(関東/18歳)、佐々木海(北陸/16歳)、吉村雄成(九州/17歳)、門脇興二(関西/18歳)、西岡未彩輝(関東/16歳)


4月13日(日)、東京都杉並区『サンビリ荻窪店』にて『第14回全日本ジュニアナインボール選手権(JOCジュニアオリンピック大会)』が開催され、神箸久貴プロの長男・渓心選手(中部/13歳)が優勝を果たした。

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優勝の神箸渓心選手

出場選手はシードの佐々木海選手(北陸/16歳)を含む12名。大会は予選で、6名2組に分かれて総当たりのリーグ戦を実施。各組の上位2名がダブル・イリミネーションの決勝トーナメントに進む(ファイナルのみ1発勝負)というフォーマットで争われた。

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準優勝・佐々木海選手

予選は1組で佐々木選手が全勝(5勝)とシードに違わぬ活躍を見せる一方、2組の田中汰樹選手(中部/14歳)も全勝で首位通過を決めた。1組を2位通過したのが神箸選手、2組は混戦を制した参加唯一の女性プレイヤー・奥田玲生選手(関東/12歳)だった。

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3位・田中汰樹選手

決勝トーナメント1回戦、神箸選手が2組1位通過の田中(汰)選手を5-4退けると、2回戦では予選で敗れていた佐々木選手と再戦。ここはリベンジ成功とならず(1-5)、神箸選手は敗者側に回るものの敗者2回戦に勝利して、決勝ではこの日3度目の対戦となった佐々木選手との対戦となった。

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4位・奥田玲生選手

ファイナルは前述の通り、3歳年上の相手に神箸選手が三度目の正直で5-3の勝利。スヌーカーで鍛え抜かれた実力が、結果として証明された。

同日には、『女流球聖位決定戦』に前年度優勝者の平口結貴選手が参加しており、人数は少ないながらもジュニア世代のレベルが如何に高次元にあるかがわかる。平口選手よりも更に若い12歳の女子選手の登場も業界としては喜ばしい限り。

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目標はスヌーカーで世界へ

今回出場した近い世代の男女プレイヤー達、将来のホープには、切磋琢磨し合いながら、より高みを目指してほしいところ。