本会場『ビリヤード・ロサ』にて
緊張感のある雰囲気で検定は進められた
3月30日(日)に東京都豊島区の『ビリヤード・ロサ』にてビリヤード検定イベント第2弾『第1回オールレベル検定』が開催された。そして『CUE'S』新人編Mは、初仕事として運営を手伝いつつ、そして検定を利用して自らのレベルを図るべく実際に受験者の一人としてこのイベントに参加してきた。
午前10時には受験者が勢揃い。開会式を終えると組まれたペアで各テーブルへと散らばり出題された課題を受験者自身でセッティングし、検定はスタート。このビリヤードの「テスト」の場に相応しく緊張感がありつつも、ペアと会話しながら楽しみながら受験している人が多く和やかな雰囲気で検定は進行する。
ビリヤード応援アイドル・花月叶ちゃんもミドルクラスを受験
編M自身はミドルクラスを受験した。事前の練習では「ある程度いけるのかな」という感覚もあったが、実際この検定の場に来るとやはり空気にのまれてしまう。なかなか思う様に撞けない......。
今回の検定では全10課題を5ショットずつ、合計50ショットを各2点で採点される。そのような形式の今回の受験で筆者は10点満点の課題があれば一度もシュートが成功しなかった課題もあり、結果は52点で4級となった。自身の得意な球、不得意な球がとても鮮明にわかるという結果が得られた。
ましてやこのような少なからずプレッシャーのある場では余計に悪い部分が出やすい。試合の場とは異なり、配置もテキストで与えられたものなので練習にも間違いなく活かせると感じた。
この日集まった受験者達
自分自身の実力を級や段という形で知ること以上に、このような自身の練習課題がはっきりわかるという点でレベルアップを目指すプレイヤーにとって有用な検定となるのではないだろうか。
検定イベント後半では、サドンデスセンターショット対決や本検定テクニカルアドバイザーの有田秀彰プロ、ビリヤード・ロサ所属の松村浩道プロによる今回課題の解説があった。B級なり立ての編Mにとっては今後のレベルアップに繋がる有意義な検定イベントとなった。
課題の解説をする松村プロ
今回の検定ではこのビリヤード・ロサだけではなく全国26ヶ所のサテライト会場でも開催された。この場に居るプレイヤー達だけではなく全国の受験者達とともに同じ課題に取り組むビリヤード検定。次回はもっと多くのプレイヤーにトライしてみてほしいと思う。