東日本グランプリ第1戦
会場のデキシークラブ船橋店
西に遅れることちょうど1ヶ月、3月1日・2日(土・日)に千葉県船橋市の『デキシークラブ船橋店』において『グランプリイースト(東日本GP)第1戦』が開催される。
同グランプリは昨年同様全7戦の予定が組まれており、東京近郊のエリアで試合が行われ、各大会でそれぞれ出場選手に戦績に応じたポイントが与えられる。そして、年間スケジュールを終えた時点でポイントランキングが高かった選手にMVPの称号が与えられるというもの。
'13年GPEのMVP・栗林達
昨年は終盤の2戦で連続優勝を果たした栗林達が、逆転でMVPの座を射止めていた。同選手の3戦連続優勝が達成されるかどうかは、今大会の見どころの1つでもある。なお、栗林は前回大会優勝者としてシード扱いとなり、ベスト16から争われる決勝日から参戦となる。他にも、北海道予選、東北予選を勝ち抜いた矢後満、鎌田啓之、開催店シードの塙圭介もベスト16から臨む。
その栗林が目指す3連覇を過去に達成しているのが、昨年のJPBA年間ランキング1位に輝いた土方隼斗である。土方はすでに2月に行われた『関西オープン』でも優勝を果たすなど、昨年からの勢いに陰りは見られない様子。そして、このグランプリとの相性も最も良いのだ(最多勝選手)。1日の予選からの参戦だが、得意のグランプリの入り方はいかなるものとなるのか。
GPEで過去10勝を挙げている土方隼斗
昨年も開幕戦の地となったデキシークラブ船橋店。その時には井上浩平が公式戦初勝利を挙げたが、今年の東GPの幕開けにはどのようなドラマが用意されているのだろう。果たして、これから7戦にまたがって繰り広げられるMVPレースでスタートダッシュを決めるのは誰になるのか。