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過去のニュース(2014年)

2014.02.25 イベント

トリックショットという共通言語とプロの魅力

栗林達が魅せたプロフェッショナリズム

2月24日(月)、東京・池袋『ビリヤード・ロサ』にて、ビリヤードやダーツをはじめとするアミューズメント事業や飲食事業など幅広く展開する『株式会社 JUST DO IT』が運営するビリヤード用品通販サイト『キューショップジャパン』のビリヤード用品展示即売会、同社専属の栗林達プロによるレッスン・チャレンジマッチイベントが行われた。

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レッスン・チャレンジマッチ、トリックショットと大車輪の活躍


16:00から開始した同イベントは平日にも関わらず、レッスンを受ける人、商品を眺める人が多く見受けられた。そこにはビリヤード・ロサのビリヤード場としての集客力、栗林プロのトッププロとしての人気、展示即売会における豊富な品揃えの3要素が揃ってこそ成し得たことだろう。

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展示されていた豊富なビリヤードアイテムたち


そしてその時、栗林プロのプロフェッショナリズムの高さが明らかになった一幕があったので、ここに紹介しておきたい。

同店にその日、遊びの一環で訪れていた学生とおぼしき若者達の一団(10数名ほど)が、初めて目にするビリヤード専門用品の数々そして、彼らは知らなかったであろう"異常なほど"ボールをポケットに沈めていく男(栗林プロ)に目を止めた。

すると、その光景を目にした現場に同席していたJUST DO IT社長・谷崎文保氏が栗林プロに突然トリックショットを披露するように指示。そして彼らに「これからトリックショットをお見せしますのでよかったら見て行って下さい。実は今あそこでプレーしているのはビリヤードのトッププロなんですよ」と説明する。

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若者達が栗林プロの披露する技に魅了された


「トリックショット」という共通言語と生で見る「プロ」という言葉に引きつけられ、彼らの視線が栗林のテーブルに注がれることに。そして栗林プロは急遽披露することになった数々の難ショットを自ら解説しながら次々と成功させていく。

そこでは試合で的球を入れ続け、勝負に"勝つことだけ"がプロの仕事ではないということが体現されていた。スポーツのプロとはエンターテインメントを提供する存在だと。

それでもこの日、栗林プロのショウタイムを見届けた一団が可能性として先々「マイキューを握る」までには少なくない隔たりがあることは否めない事実。ただし、魅力を見せ付けない限り、彼らの手にマイキューが握られることはないだろう。プロを筆頭としたこうした草の根的な活動の現場に居合わせた現プレイヤー層の人々には、人垣を作るだけでもいいのでぜひとも盛り上げるサポートをして頂きたい。

写真提供/ビリヤード・ロサ