16日に第19回京都オープン開催
明日16日の日曜日は京都で2つの大きなイベントが開催される。その1つが『第19回京都オープン』で、決勝会場の『サンク』をはじめ、予選は京都市内(および近郊)の計10店舗を使用して行われる。
注目はやはりこの人だろう。昨年の本大会優勝者でシード参戦の大井直幸。先日の『西日本グランプリ第1戦』(広島)で強烈なランアウト・ショーを披露したばかりで、昨年は京都オープンだけでなく、『ORCオープン』と『奈良エキサイトオープン』も制しており、関西圏で行われるJPBAのポイント対象外のオープン戦はほぼ優勝率100%と言ってよいほどの強さを発揮している。
昨年の大会覇者は大井直幸
そんな大井独占市場を阻止すべく一流のプロアマ選手が多数登場するので、「誰が大井を止めるのか?」が、今大会の見どころと言っても過言ではないだろう。"ダイナマイト・レフティ"
川端聡、"サムライ"
竹中寛、そして地元京都出身の
田中雅明と
夕川景子にも大きな期待が寄せられる。
地元勢として期待のかかる田中雅明
また本大会は2007〜2010年の4年にわたってフィリピン人選手が連続優勝した記録もあり、その前には4年連続でアマチュア選手が優勝している。ショートゲームのハンディ戦(男子プロ6先、女子プロ・A級5先、B級・女子アマ4先)ならではの、スリリングなゲームは観戦者にとっても楽しめるものとなっている。
今年の決勝会場となる京都府京都市の『サンク』
今年はどんなドラマが待っているのか? 大井が2年連続で京都のステージで踊るのか、それともプロアマ、更にはプール王国フィリピン勢から、それぞれの意地を見せるストッパーが現れるのか?決戦は明日16日。夜には試合結果とレポートをお届けする予定だ。なお、もう1つのイベントは『京都マラソン2014』。今年で3回目のイベントだが、京都市内は大がかりな交通規制が入るので、出場される方は十分に注意が必要だ。
Akira TAKATA