第21回東日本ローテーション大会
大会ベスト4。左から3位タイ・香村明宏(神奈川・KPBA)、優勝・喜島安広(埼玉・SPA)、準優勝・小原洋平(東京・TPA)、3位タイ・山田美観代(千葉・CPBA)
1月19日(日)、東京都渋谷区の『CUE』を会場に『第21回東日本ローテーション大会』が開催され、第22期球聖位として現在タイトルを3期防衛中の喜島安広(埼玉・SPA)が優勝を果たした。
今大会は東日本のアマチュア公式戦開幕を告げるものとしても恒例で、今年は関東圏のトップアマ、女子プレイヤーを中心に60名が出場。ローテーションを種目に、A級180点、B級150点、女子120点の混合ハンデ戦での戦いが繰り広げられた。
大会は一斉ブレイクでスタート
今年の大会で目立ったのは、出場者の中に日頃からローテーションに親しんでいる各都県の連盟員や強豪アマ以外のチャレンジャーが増えた事と、女子プレイヤー達の健闘。特に今回出場した女子プレイヤー達は、ハンデがあるとはいえ、ベスト32からの決勝トーナメントに8名が進出し、山田美観代(千葉・CPBA)が3位タイに入賞するなど大活躍であった。
決勝戦のバンキング
そんな中で喜島は、予選敗者側からの通過ながら、決勝トーナメントに入ると、次々に強敵を倒して勝ち上がり、決勝戦でも小原洋平(東京・TPA)を下してシーズンの開幕を飾り、3月16日(日)に兵庫県姫路市で行われる『第64回全日本ポケットビリヤード選手権大会』への出場権も獲得した。
そして今大会の翌週26日(日)には、まず『第23期球聖戦・関東地区C級戦』が開催。4月6日(日)に喜島が挑戦者を迎えて戦う『球聖位決定戦』に向けて、全国のアマチュアプレイヤー達の熱い1年もいよいよ本格始動する。