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過去のニュース(2014年)

2014.01.25 トーナメント

予選ラウンドがスタート!

関西オープン開幕

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明日の決勝会場にもなっている『玉出ビリヤードACE』


比較的温暖な好天に恵まれた1月25日(土)、大阪府内の各ビリヤード場で『関西オープン』(男女)の予選ラウンドが開催された。2014年のプロトーナメントシーズンの開幕戦とあって、出場プロ・アマ達の気合いも十分。会場内にブレイクショットや球の落ちる音が響き渡る、お馴染みの「プロトーナメントの光景」が約2ヶ月ぶりに戻ってきた。

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女子予選会場は『マグスミノエ』


まず筆者が訪れたのは、女子会場の『マグスミノエ』(大阪市住之江区)。女子はこの1会場だけで予選が完結する。フォーマットはナインボールの6ゲーム先取(ダブルイリミネーション)。昨年度JPBA女子ランキング年間1位の河原千尋に、試合直前にコメントを求めたところ、「昨年はベスト16で敗れてしまい、決勝会場に行けなかった。まずはなんとしても予選突破したいですね」と、いつものようにハキハキと答えてくれた。

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昨年の女子MVP・河原千尋


マグスミノエを後にして『玉出ビリヤードACE』(大阪市西成区)へ。こちらは明日の決勝会場にもなっているビリヤード場で、10台のテーブルが綺麗に並べられているのが特徴(※奥にさらに6台あり、予選ではそれも併用)。ここには人気の日本トッププロ、大井直幸赤狩山幸男川端聡田中雅明らの姿が。男子のフォーマットはテンボール7ゲーム先取(ダブルイリミネーション)と短めということもあり、スリリングな接戦が頻出していた。

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男子予選会場となっている『高井田ビリヤード』


さて、筆者はそこからさらに『高井田ビリヤード』(東大阪市)へ移動。ここは関西の多くのプロ・アマ公式戦の会場としても有名なビリヤード場で、こちらにも、'98年世界選手権チャンピオン、高橋邦彦を始めとする多くのトッププロ達が集結していた(※男子の予選会場はさらにあと2つ、『タツミ』と『アイオイステージ』がある)。

今年の関西オープンは例年に比べて海外トッププロの参加が少なめとなったが、台湾期待の若手選手、陳信延が来日。『ワールドカップオブプール』の台湾代表にもなった実績のある新鋭は、この高井田ビリヤードで、初戦からその実力をきっちり発揮していた。明日の決勝ラウンドに進出することになれば、日本勢にとって要マークの一人となるだろう。

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台湾から参戦の陳信延


明日の決勝ラウンドは、男女ともに『玉出ビリヤードACE』で行われる。観戦料は無料なので、関西のビリヤードファンはぜひ会場に足を運んで頂きたい。例年、この関西オープンを制したものは一年間に渡って好調を維持し、ランキング1位や、国内外でのビッグタイトルを手にすることが多い。一年を占う意味でも非常に重要な一戦にぜひご注目頂きたい。

T.KOBAYASHI(BD)