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過去のニュース(2014年)

2014.01.26 トーナメント

2013日本一の土方隼斗が貫禄の2年連続優勝!

女子の部は栗林美幸が4度目の関西制覇で復活V

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土方連覇! 今年も強い 


昨日から2日間にわたって開催された『関西オープン』が先ほど閉幕した。結論から先に入ると、男子の部は昨シーズンの年間ランキング1位を射止めた土方隼斗が、準決勝で吉岡正登を、決勝ではR・ガレゴ(フィリピン)を下して大会2連覇を達成した。

土方は1回戦(ベスト32)でE・ペレス(フィリピン)を9-1のスコアで、16回転中最速という華を添えて圧倒。さらに次戦では好調・杉原匡に先行される展開となるも、終盤にチャンスが訪れるとそれを逃さずきっちりと仕留めた。(9-7)

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男子上位入賞者


そして栗林達、吉岡をそれぞれ3点、4点に抑えて決勝へ進むと、ガレゴの追い上げを振り切って2年連続となる優勝を飾った。表彰式後にコメントを求めると、「優勝できる! っていうイメージでもなかったのですが、不思議と『負けないだろう』という感覚はありました。ちょっと矛盾していますが(笑)」と、自身の感触が極めて良い状態での大会入りであったことを明かしてくれた。

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女子ファイナルを戦った佐藤(左)と栗林(右)


一方、女子の部は決勝日ベスト8に本大会優勝経験者が3名。(栗林美幸曽根恭子高木まき子=優勝回数順)しかし緒戦で曽根がルーキーの佐藤千晶に、高木が溝口清美に敗れる。ここで「初優勝者誕生なるか?」という予想も出ていたが、昨シーズン後半から産休・育休から復帰を果たした栗林が徐々に本来のペースを取り戻し、溝口との準決勝では1点、佐藤との決勝戦は2点と低い失点に抑えて、自身産休前の『東海グランプリ』以来、2年半ぶりの優勝を飾った。

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女子上位入賞者


ファイナル終了まで大勢の人が熱心に試合を観戦していた今年の開幕戦。国内ポケット界にとっても幸先の良いスタートとなった感触だった。

とにかく安定感と強さが頼もしい限りの土方、本格復帰早々にタイトルを奪取した栗林、そしてプロデユー戦にして、昨年の国内ランキング1位、3位、5位の3名をなぎ倒した佐藤。この3名については、日をあらためて本人のコメントを交えてお伝えすることとしたい。

Akira TAKATA