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過去のニュース(2014年)

2014.01.27 イベント

カルチャーセミナーで学ぶ『アダム』キューができるまで

ビリヤード・ロサ主催『第2回ビリヤード・カルチャーセミナー』

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大阪で日本プロポケットビリヤード連盟(JPBA)の公式戦の'14シーズン開幕戦『関西オープン』が開催されている中、1月25日(土)、東京・池袋にある『ビリヤード・ロサ』で、昨年12月の第1弾に続く2回目のビリヤード・カルチャーセミナーが開催された。(第1回の様子)

今回は『アダムキューのできるまで 〜世界に羽ばたくものづくり』というテーマのもと、『株式会社アダムジャパン』の代表取締役社長・関根沙織さん、同社専属プロインストラクターであり、本誌人気連載『誰でもうまくなれるビリヤード』を監修する須藤路久さんのアダムキューにまつわる講演が行われた。

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モニターを使って講演する関根さん

アダムの歴史やキュー・シャフトなどの製品作り、同社が籍を置く埼玉県狭山市での『知の市場』(詳しくはコチラの記事で)でのビリヤードを通しての取り組みなどが関根さんから、ハイテクシャフトとノーマルシャフトの性能違いを実演比較で須藤さんから参加者にわかりやすく伝えられていた。

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須藤さんによる性能説明の実演

また、講演の後には参加者によるアダムのハイテクシャフトの試し撞きの時間も設けられ、現在ノーマルシャフト使用中のプレイヤーや他社ハイテクシャフト使用プレイヤー、中にはマイキューを持たないプレイヤーなど、それぞれがアダム製品を体験。

メーカーの立場からすると、このセミナーはキューやシャフトの成り立ちや構造説明、プロイントラクターによる性能説明の実演、それらを経ての体験コーナーを設けられるということで、製品のアピールとしてはまたとないチャンスとなった。参加者、講演者それぞれにメリットのある場となっていたと言い切れる。

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ハギの構造の説明では、制作途中のキューを分解

既に2月中旬には第3回ビリヤード・カルチャーセミナーが計画されていて、講演の内容は『タップ』になるという。同イベントを取り仕切るビリヤード・ロサの事業統轄部長・伊部知顕さんは「第2回ということもあり告知や会場設営などにまだ改善点はありますが、何よりも継続して続けていくことが大事で、意味があることだと思っています」と、今後ともビリヤードの文化的側面を発信していくことを約束してくれた。

詳しい内容が明らかになり次第、本サイトでもお知らせする予定。