第10回アダムセスパカップ2014
1月12日(日)、埼玉県上尾市の『セスパ東大宮店』と『セスパ上尾店』を会場に『第10回アダムセスパカップ2014』が開催された。年明けを飾るトーナメントとして恒例となっている今大会には、シード選手5名を含むプロアマ167名が出場。今年のチャンピオンには、決勝で浦岡隆志(JPBA)を破った青木聖選手(セスパ)が輝いた。
青木聖はセスパカップ2度目の優勝
2店舗での予選の後、決勝トーナメント会場の『セスパ東大宮店』には32名が集結し、改めて抽選が行われた後に頂点をかけた戦いがスタート。2013年のJPBA男子MVPの土方隼斗を筆頭に、昨年末のフレクシェカップを制した羅立文、前年度優勝者シードとして登場の大井直幸など蒼々たる顔触れが揃う中、ナインボールハンデ戦(男子プロ7、女子プロ・A級6、B・女子A級4、C・女子B・女子C級3ゲーム先取)は白熱したものとなった。
準優勝の浦岡隆志
青木は初戦で曽根恭子(JPBA)との対戦を制すると、ベスト16では藤井洋光(JPBA)を下してベスト8へ。ここからはアマチュアプレイヤーとの対戦が続き、準々決勝では、ベスト16で大井を倒してベストB級賞を獲得した渡辺誠司選手(セスパ)を、さらに準決勝では浅香雅人選手(長太郎)を破って決勝に進んだ。
ベストB級賞を獲得した渡辺誠司選手
そして青木はここでも、準決勝で鈴木清司(JPBA)との熱戦を制して勝ち上がってきた浦岡を相手に素晴らしいプレーを見せて6-3のスコアで勝利。2006年の第3回大会以来、自身2度目の優勝を勝ち取った。
写真提供:CESPA