『第10回アダムセスパカップ2014』&『2014スリークッション東日本短距離フェスティバル』
新年の幕開けとともに、早くも動き始めるビリヤードシーン。ともに各プロ団体の公式戦ではないものの、12日(日)にポケットビリヤード、スリークッションの大規模なトーナメントが開催される。
ポケットビリヤードでは、それぞれ埼玉県の『セスパ上尾店』と『東大宮店』を併用して『第10回アダムセスパカップ2014』が開かれる。こちらは毎年多くの男女プロや強豪アマチュア選手が参戦することで知られるトーナメントで、前回大会優勝者を含む決勝シード5名(ベスト32より)を加えた総勢167選手達によって争われる。
前回大会優勝の大井直幸(JPBA)
例年、プロ・アマを問わずハイレベルな戦いが繰り広げられていることでも知られており、'13年大会では、決勝でヒルヒルの末に羅立文を下した大井直幸(ともに日本プロポケットビリヤード連盟/JPBA)が優勝を果たしていた。プロ、アマそれぞれにハンディが設けられており、誰が勝つのか予想が難しく、見応え十分の大会となるだろう。
一方、スリークッションではこちらも恒例の『2014スリークッション東日本短距離フェスティバル』が同日12日(日)開幕。こちらもプロ・アマ含む113名のプレイヤーが出場することになっている(1月7日現在)。この大会はキャロムプレイヤーであれば誰もが参加して楽しめる、お祭り的な要素を含んだものだ。
同大会は12日が1次予選(各会場で開催)となり、そこを皮切りに翌週19日(日)が2次予選(各会場で開催)、26日(日)が決勝(会場はビリヤード小林)という予定。
大会名「短距離」が意味するところは、スリークッションでそれぞれレベル別の勝利に必要な点数(持ち点)がおよそ3分の1に設定されていることからきている。プロならば12点、30点以上のプレイヤーは10点と15点以上のプレイヤーは5点、11点以下は3点といった具合だ。
昨年、決勝日を戦った出場選手達
出場者には男女世界チャンピオンの梅田竜二、肥田緒里恵を筆頭とするトップクラスのプロも出場するが、ハンディ付きのショートゲームであるため、誰が勝っても不思議ではない。決勝トーナメント終了後には豪華景品が当たる抽選会なども予定されており、大いに楽しめる大会となるだろう。
大会に関する詳しい情報は公式ページへ
第10回ADAM CESPA CUP 2014
2014スリークッション東日本短距離フェスティバル