2013ジュニア&車椅子ナインボール世界選手権
12月9日から南アフリカ・ヨハネスブルクで開催されている『2013ジュニア&車椅子ナインボール世界選手権』。日本からは『第13回全日本ジュニアナインボール選手権大会』で優勝と準優勝の平口結貴選手と大塚雄豊選手が出場している。※男女の上位1名に出場資格が与えられた
ジュニアの男子部門(U-19/8ゲーム先取/ダブル・イリミネーション)に参戦した大塚選手は、1回戦をドイツ代表のヨシュア・フィラー選手相手に1-8で落とすと、敗者1回戦も開催国から参加のキーナン・アダム選手に6-8と惜敗して世界への挑戦が終了した。
ジュニア女子部門(U-19/6ゲーム先取/ダブル・イリミネーション)の平口選手は緒戦を不戦勝などもあって勝ち上がった勝者ベスト4でジャパンオープンや全日本選手権、その他の世界大会への出場などでも知られる台湾の呉芷婷に2-6で敗れる。
平口選手、世界2位の快挙!! (写真は'13年北海道オープン)
だが、敗者4回戦で前回優勝のベルギーのカミラ・コジャエバ選手に6-5とヒルヒルの末に勝利を収めて準決勝へ進出し、ウクライナのカテリーナ・ポロヴィンチュク選手を6-2で退けると決勝へ。相手は今大会優勝候補の呉をヒルヒルで撃破したロシアのナターシャ・セロシュタン選手となった。
試合は序盤からテンポよくシュートを成功させていくセロシュタン選手を相手に、平口選手も訪れる少ないチャンスでは輝きを放つが、リードを詰めるまでには至らずに敗戦。
惜しくも準優勝となったが、現在16歳の高校1年生の彼女にとってはまだチャンスは残されている。来年、より強くなってこの舞台で残されたあと1つのステップを昇ってほしい。