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過去のニュース(2013年)

2013.12.11 トーナメント

大井直幸が奈良を3年連続制圧!

第12回奈良エキサイトオープン

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大会3連覇の大井直幸

大井直幸吉岡正登(ともにJPBA)の決勝戦。このカードは煽りと敬意を込めて『吉岡またもや大井の前に散る』などと書いた方がよいのかもしれない。先の『全日本選手権』では揃ってトーステン・ホーマン(ドイツ)に敗れた2人だが、その戦いぶりは現世界王者を多分に消耗させる連戦だった。

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準優勝は吉岡正登

そんなスター達のファイナルは6-2のスコアで大井が圧倒。ジャンプショットやリカバリーショットではギャラリーから笑い声や「スッゲー」といった声が漏れたほどで、ミスも含めて『速くて強くて面白い』大井が今年も『奈良エキサイトオープン』の主役を務め、自身大会3連覇を飾って同大会最多勝を記録した。

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決勝会場となった奈良県奈良市の『ウエストポイント奈良』

また3位には鳥井孝義(サムライ)と弓場将平(ウィリー)の2人が入り、最終試合の得ゲーム数も同点(2点)であったことから、そろってベストアマ賞受賞となった。こうして今年も『奈良エキサイトオープン』は決勝会場の『ウエストポイント奈良』を良い雰囲気に包んで幕を下ろした。もちろんそこには奈良県のビリヤード関係者が一丸となって大会成功に導いた背景がある。

プロアマプレイヤーが競い合って目標とする場、世界で戦うトップのプレーを間近に見る機会、プロが賞金を獲得するチャンスであるのがトーナメントだが、全ては大会が開催されてのもの。同日に開催された『奈良マラソン』は大規模イベントだが、開催はまだ4年目。その3倍の年数を数える本大会だからこそ、大会3連覇という新記録も樹立されたのだ。

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大会ベスト4。左から3位タイ・鳥井、優勝・大井、準優勝・吉岡、3位タイ・弓場

なおこれまでの最多記録は赤狩山幸男(2008年、2010年)の2勝。この6年間で大井と赤狩山以外に優勝したのはデニス・オルコロ(フィリピン)ただ1人。そんな歴代優勝者の顔ぶれも大会ステータスを高めている。しかし大井のスピード&テクニックは年々アップしており、週末に開催される『フレクシェカップ』でも高い注目を集めることは間違いなさそうだ。ファイナル(奈良エキサイトオープン)の動画はCBNTで配信予定なので、楽しい映像をどうぞお楽しみに!

※奈良エキサイトオープンの写真はhttp://www.facebook.com/billiardcuesにて一般公開しています。

Akira_TAKATA