ビリヤードウェブキューズは『CUE'S』誌が運営する総合情報サイトです

IBSF World Snooker Championships 2013

11月27日(水/現地時間)にラトビアのダウガフピルスで開幕した『IBSF World Snooker Championships 2013』(International Billiards & Snooker Federation)は、4日にグループリーグすべての試合が終了し、ベスト72が出揃った。

各グループ7名(一部6名。全18グループ)で争われたリーグ戦は、ベストオブ7(4ゲーム先取)でそれぞれ上位4名が次のステージへ進めるというフォーマット。3位以上の選手はベスト64から、4位の選手はベスト72(実際はベスト96)を戦って、3位以上の選手が待つベスト64へ勝ち進む(4位選手の内、成績上位2名はベスト64から)。

桑田選手はその活躍がIBSFオフィシャルサイトでも取り上げられた
写真は'13年ジャパンオープン。以下同

日本から参戦している桑田哲也選手と長谷修次選手は、それぞれ3位と4位でリーグ戦を終え、シングルトーナメントへ勝ち上がった。長谷選手は前述のベスト72からの戦いとなる。なお、この大会にはアメリカのポケットビリヤードのプロ、コーリー・デュエルも参戦していたが、1勝4敗(6人中5位)で敗退している。

桑田選手はグループリーグで序盤に2連敗を喫するものの、そこから4連勝で突破を決めた。中でも、元世界ベスト4に輝いたこともあるイランのソハイル・ヴァヘディ選手(2008年大会にて。2009年のU-21大会では準優勝)を倒した試合は、大きな番狂わせとしてIBSFのホームページにニュースとして取り上げられた。

長谷選手はベスト72からシングルを戦う

本日から始まるトーナメントでは、長谷選手は南アフリカのKiashan Moodley選手と対戦し、勝利した場合、同日中にもう１試合(ベスト64)を戦う。桑田選手は、マイケル・コランブ(イギリス/オフィシャルページの表記はスコットランド)選手との一戦に臨む。果たして、2人の日本人選手の挑戦はどこまで続いて行くのだろうか。

トーナメント表やスコア速報などはIBSF提供の下記URLにて確認できる。
http://esnooker.pl/turnieje/2013/ms/en/msm_2013.php

桑田選手を取り上げたニュース
http://ibsfnews.com/index.php?option=com_k2&view=item&id=168:kuwata-causes-upset-vidya-continues-her-winning-streak&Itemid=180