IBSF World Snooker Championships 2013
11月27日(水/現地時間)〜12月8日(金)にかけてラトビアのダウガフピルスで行われる『IBSF World Snooker Championships 2013』(※)。27日はプレイヤーズミーティングや開会式がメインで、試合のスタートは28日からとなる。※International Billiards & Snooker Federation
この大会はアマチュアのスヌーカー世界選手権として知られており、これまでにも有名プロが登竜門としてきた大会。スヌーカーの本場イギリスのジミー・ホワイトやアジアのトップスヌーカー選手、ジェームス・ワッタナー(タイ)など、多くの有名プレイヤーが歴代の優勝者に名を連ねている。
タイで修行中の国内トップ・スヌーカープレイヤー・桑田選手も直接ラトビア入り
大会では男子、マスターズ、女子の3部門でトーナメントが行われることになっており、このラトビア大会には過去最大の242名の選手が51カ国から出場する予定。
日本からは国内スヌーカートップ選手の1人、'13年のスヌーカー全日本選手権優勝・桑田哲也選手と11月に開催されたスヌーカー・ジャパンオープンで3位タイに輝き、『第4回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ』に日本代表として出場した長谷修次選手(先日のポケットビリヤード全日本選手権にもアマチュア選手として出場し、過酷なステージ1を通過してステージ2を戦った)の2名が参戦する。マスターズ、女子の部門に国内からの参戦はない。
スヌーカーとポケット両方のプレイヤーである長谷選手がもう一人の日本代表
前述の通り、この大会を機にプロの道で成功を遂げた者も多く、ワッタナーを筆頭にタイ人も主に90年代以降、同様のキャリアを歩む傾向にある。現在、そのタイに渡って修行中の桑田選手も同地の先達に続きたいという望みはもちろんあるはずだ。
欧州やアジアの強国からも多数の参戦があるため厳しい戦いになることは必至であるが、2選手の活躍に期待したい。