第46回全日本選手権
人気トッププロ大井直幸のテーブルにはギャラリーの注目が集まる
国内ポケット界におけるトーナメントの最高峰である『全日本選手権』。今日からステージ2が始まり、国内外のトッププレイヤーたちが登場し、6回転にわたって勝者1回戦が行われた。平日にしては人が多く、特に人気の選手が端のテーブルに入ると、大勢の立ち見客が取り囲む状況となった。
日本勢は土方隼斗、赤狩山幸男、大井直幸、竹中寛、川端聡、高橋邦彦といった面々が順当に白星発進となった。また海外勢も昨年の本大会ファイナリストである張榮麟、楊清順の台湾コンビをはじめ、レイズ&ブスタマンテのフィリピン大御所ペア、M・イモネン(フィンランド)やR・モリス(アメリカ)、L・V・コルテッザ(フィリピン)らもきっちりと締めて貫禄を示した。
海外ビッグネームはしっかり勝利を掴む。写真はイモネン
注目を集めたのはアマチュアの小川徳郎が、一昨年のチャンピオンである柯秉逸(台湾)を9-2と圧倒的な金星を挙げたゲーム。小川は2010年にも本大会でベスト16入りを果たしており、度胸満点のプレーに今年も快進撃に期待が寄せられる。
また現時点で日本ランキング1位の土方は、スヌーカー日本代表の長谷修次とフルゲームまでもつれるも、煮詰まった極限の場面で得意のジャンプショットを決めて取り切り、トップを独走する男の勝負強さを披露した。
トップアマ・小川徳郎が柯秉逸を下す金星
また女子の部は梶谷景美や河原千尋、曽根恭子、夕川景子といった上位陣はシードのため出番がなかったものの、大井由希子や野内麻聖美らが勝利を収めて、勝者最終戦への切符を手に入れた。また台湾勢は7名が登場し、全員が勝って安定感を示した。
大井夫妻ともに緒戦勝利!
明日は朝から敗者1回戦が、4回転目からは勝者2回戦が行われる。今日と同様に現場からツイッター(@BAB_CUES)やfacebook(http://www.facebook.com/billiardcues)などで随時更新していきますので、ぜひチェックしてみてください。
また大会オフィシャルUSTREAMはJPBAサイト(http://www.jpba.ne.jp/info/info-2646/)でどうぞ!