2013クイーンズカップ
5日から7日にかけて、フィリピン・マニラで開催されたアジア女子選抜「チーム・イースト」(以下、イースト)対、欧米女子選抜「チーム・ウエスト」(以下、ウエスト)による『クイーンズカップ』は、イーストが10-4で勝利した。
勝利を喜び合うイーストの面々
大会はシングルを2回、ダブルス、トリオス(3対3)、チーム戦(4対4)の5試合を、テンボールの4ゲーム先取で3日間行い、先に10勝に到達したチームが優勝という形で争われた。
テンボール世界選手権優勝のアミット(左)とクイーンズカップでは多方面で活躍のキム
キム・ガヨン(韓国)、ルビレン・アミット(フィリピン)、陳思明(中国)、蔡佩真(台湾)からなる若いイーストは、ケリー・フィッシャー、アリソン・フィッシャー(ともにイギリス)、ジャスミン・オーシャン(オーストリア)、ヴィヴィアン・ヴィラレル(アメリカ)の歴戦の実力者達を初日から圧倒。
イーストとは対照的なコントラスト(左からK・フィッシャー、オーシャン)
2日目を終えた時点で8-3と大きくリードを広げたイーストの勢いは最終日も衰えることはなく、キムとアミットがケリーとアリソンペアを下す。シングルでケリーが息を吐き陳を4-0で下すも、続くトリオスでキム、アミット、陳がK・フィッシャー、オーシャン、ヴィラレルをヒルヒルで破って勝負あり。盛大な盛り上がりを見せた対抗戦は、アジアの総合力が上回った。