今年のテンボール世界女王となったのはルビレン・アミット
ケリーのミスでもアミットにチャンスが回ればお祭り騒ぎの会場。そんなムードを重圧でなく追い風にしたアミットは、刻一刻と変化するテーブルコンディションに対応し、見事なプレーを披露してテンボールの国のスターであることを、あらためて示した格好となりました。
今日は準決勝では同じムードの中で蔡佩真を撃破したアミット。ナインボールの国際試合では優勝候補の中では末席に座る印象もありますが、テンボールの堅実なブレイクと、コンディションへの対応力の高さ、そして重圧をエネルギーに変える能力、それらの全てが世界の女王にふさわしいものでした。
アミットは地元開催の重圧に耐え、自身2度目の世界制覇を果たした
世界中のプレイヤーから信頼され愛されるアミット。もちろんフィリピン人からも人気で、今回の2度目の世界制覇により、国民的ヒロインへと定着していくことでしょう。本当におめでとう! アミット!
それでは日本でいうところの『打ち上げ』があるので、短い報告で失礼します。パーティーの会場では世界のスターたちと写真を撮ってきます。日本チームの遠征を温かく見守っていただいたことを帯同する者として深く御礼申し上げます。