女子テンボール世界選手権
ステージ1の会場は現地の『Star Billiards』
2日の日程を予定してスタートした『女子テンボール世界選手権・ステージ1』は、昨日までに予選4の途中までを消化。現時点で日本人選手の通過確定はありません。今日これから、最後の望みを懸けて、今日の予選5にトライすることとなります。
昨日の予選3、決定戦で惜しくも敗れた野内麻聖美
選手たちの睡眠時間もかなり短く、大会オフィシャルホテルも昨年と比べると、「一泊3万円のホテルから独房へ移った感じ」(日本チームの総合意見)な落差。さすがに疲れもレッドゾーンに突入しています。でも試合に対する姿勢に一切の妥協はありません。
さて、ここまでのステージ1通過者と準優勝者は以下の通りとなっています。
■予選1〜優勝:高梦(中国) 準優勝:魏子茜(台湾)
■予選2〜アイリス・ラノーラ(フィリピン) 準優勝:ジャンテン(中国)
■予選3〜頼慧珊(台湾) 準優勝:
野内麻聖美
■予選4〜ベスト4が進行中(上記の中では魏子茜が残っています)
それぞれ優勝者は通過が確定して以降の予選にはエントリーしません。そして本戦(ステージ2)にシード選手が登場しなかった場合などは、通常は予選成績の上位順に枠が振り分けられます。つまり上に記した準優勝者などは大きなポイントを獲得していて可能性アリ、と考えることができますね。
予選3で野内を下して突破を果たした頼慧珊
ただ、今回はフォーマットの変更や前の予選が終わるのを待たずに次の予選がスタートするなどしたため、準決勝以上を戦った選手が次の予選にエントリーできない事象も発生しました。昨日の野内も予選4は出ることは叶わずでした。
そして主催者サイドから最終的にステージ1に振り分けられる(本戦欠場の繰り上げでなく、大原則となる)枠数が明示されておらず、繰り上げのポイント計算方法も公開されて
いないため、最終的に各国の選手や関係者が激しく主張をすることも予想されます。
しかし台湾、中国、韓国、フィリピン、そして日本の5ヶ国が競り合う状況であることは間違いなく、日本人がステージ1を通過することは、『海外経験値』の積み上げがあれば普通にあるレベルです。とにもかくにも1つでも多くの日本人選手がステージ2の舞台に立つこと。5人の戦士は気を引き締めて、日本時間12時からスタートした最終の予選5に出陣です。
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Akira TAKATA