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過去のニュース(2013年)

2013.10.29 トーナメント

女は、タフでなければ生きていけない

女子テンボール世界選手権がハードに開戦!

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ステージ1の会場は現地の『Star Billiards』


昨日に開幕した『女子テンボール世界選手権ステージ1』。まずその『ステージ1』の輪郭を簡単に説明してみましょう。当初の開催予定は10月27日〜28日の2日間。1日2つ、計4つの予選トーナメントを行います。本戦(ステージ2)への切符は予選1つに付き1枚。つまり2日間で4人が通過できる計算になります。

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29日の時点で予選2のラスト4まで勝ち残っている後藤田佳奈


そこに加えて5つ目のボーナスステージ的なトーナメント(予選5)も設定されました。予選1〜2は完全ダブル・イリミネーションで、予選3〜4がシングル・イリミネーション、さらに予選5はシングル・イリミネーションで2名の通過枠が設けられました。まさにボーナス。これで合計6つの枠を競う計算ですね。

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予選2で惜しくも敗退。すぐに予選3の戦いに入った曽根恭子


日本からの参加メンバーは昨日にお伝えした通りですが、海外は例年の通り海外Aクラスが混じっており、特に今年は中国から多くの選手が来たことでハードルは上がっていると感じます。しかしレベルが高くても完全ダブルというのは時間がかかります。例えば午前11時にスタートした予選1は、結局14時間ほど要することとなり、深夜1時に終了となりました。

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同じく予選2で敗れ、予選3に向かう野内麻聖美


予選1の勝者最終のカードは魏子茜(ウェイ・ツーチャン=台湾)vs高梦(ガオ・メン=中国)。ここで勝った高は「もう疲れた。眠い。帰りたい」(本人には明るい笑顔も)と言うほどの待機時間を経ていました。そして同じく待ちながらも詹雅庭(チャン・ヤーティン)との台湾対決となった敗者最終戦を制して決勝戦へ辿り着いた魏と再び激闘を披露。シーソーゲームの末にヒルヒルに及んだ最終ラックで、より長い時間をじっと待っていた高に勝利の女神がほほ笑みました。

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予選1のファイナルは中国vs台湾、深夜の激闘に


この状況でも各国から参加する選手達は、まず目の前のゲームに集中しています。トーナメントスタッフたちもハードワークを笑顔でこなしています。なので会場の空気はよいと言えるでしょう。もちろん日本のプレイヤー5人も、一日中ずっと程よいテンションを保ちながら、気を抜けないショートゲームを戦い、総合戦績で大きく勝ち越す位置につけています。

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予選3の1回戦に勝利した土屋純子


もちろん最終的に大事なのは通過か非通過のライン。そして今日はいよいよ2日目。先に書いたスケジュールであれば予選最終日ですが、今日で終える確率はゼロ以下、明日に持ち越す可能性が120%と書いてもよいでしょう。

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小野田典子は予選4以降に勝負をかける


今日の便で梶谷景美、明日には夕川景子が到着して、明後日から本戦が始まります。現時点で確定しているのはシードの2名のみ。しかし今日明日の過酷な予選から日本人選手が 1人でも多くその枠を掴み獲ることに期待が寄せられます。

今日は予選2の続きからスタート。昨夜のツイッター(@BAB_CUES)でお伝えした通り、4人が頂に挑みます。ぜひ励ましや祈りを届けていただければ幸いです。
(渋滞で到着時間が読めないバスの車中より)

Akira TAKATA