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過去のニュース(2013年)

2013.10.26 トーナメント

ランキング1位には理由あり

東日本グランプリ最終戦

本日、予選が行われ明日、決勝が開催される東日本グランプリ最終戦(第7戦)。年間MVP争いの行方は1位の赤狩山幸男から5位の井上浩平までに絞られたという状況は、前日のニュースの通り。ここでは過去6戦の結果からわかる数値について触れてみたい。

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ランキング1位の赤狩山はやはり数値上も成績優秀!(写真は'13年『関東オープン』)


【GP6終了時のGPランキングトップ10】
1位:840pt 赤狩山幸男
2位:780pt 羅立文
3位:760pt 土方隼斗
4位:720pt 栗林達
5位:680pt 井上浩平
6位:660pt 照屋勝司
7位:620pt 鈴木清司
8位:620pt 菅谷慎太郎
9位:600pt 高橋邦彦
10位:600pt 塙圭介


まずは、6試合の内で決勝日(ベスト16から)まで勝ち上がった回数だ。振り返ると5回で最多タイの選手は5名いることがわかった。現ランキング順に赤狩山(1位)、羅立文(2位)、土方隼斗(3位)、照屋勝司(6位)、塙圭介(10位)となる。プロはもちろんのこと、アマチュアも含め、東日本の強者が集まる中で8割強の決勝進出は立派な数字だ。やはり、全員がGPランキングでトップ10に入っている。

同じ5回決勝入りの赤狩山と塙が240ポイント離れていることからも、優勝を含め、いかに赤狩山がハイアベレージのシリーズだったかがわかる。それは今季の優勝がないにも関わらず2位に付けている羅も同様だ。やはりシリーズ中の試合数も順に16試合・14試合と、この2人が最多のトップ2となった。

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羅、2年連続MVP達成なるか!?


決勝に3回以上出場した選手(全16名)のこれまでの獲得ゲーム数(得点)と失ったゲーム数(失点)の得失点を調べると、赤狩山の+30が最も高い数値となっているが、2位は栗林の+20(試合数=10、GPランキング4位)、羅は+19で3位となった。この辺りは優勝した選手としていない選手の違いだろう。栗林は大負けすることなく、勝つ時は一定のリードを奪ってきたからの数値。事実ヒルヒルは1度だけ。土方は+13(試合数=11)だった。

明日の決勝日に誰が残っているのかは、現時点では定かではないが、試合を観戦する上では、上記のような事実もふまえて観てみるとより面白く観戦することができるのではないか。

なお、大会の観戦料は当日券で2,000円だが、会場となるバグース六本木店では、本日の営業終了時間まで1,500円の前売券の電話予約を受け付けているとのことだ(バグース六本木店 03-3478-9998)。