東日本グランプリ最終戦
27日(日)、『東日本グランプリ第7戦』の決勝トーナメントが、東京都港区の『バグース六本木店』を舞台に開催。2013年のグランプリが、いよいよクライマックスを迎える(※26日は首都圏各ビリヤード場にて関東予選が行われる)。
現在グランプリランキングのトップは赤狩山幸男(写真提供/B.D.)
井上浩平が公式戦初優勝を飾った3月の第1戦に始まり、4月の第2戦では
菅谷慎太郎がJPBA復帰後初勝利、第3戦では
赤狩山幸男が東日本移籍後初優勝。さらに第4戦では
内垣建一が国内戦5年振りの勝利を果たすなど、今年のグランプリは毎回チャンピオンが変わる大混戦。年間王者の座を巡る争いも、最終戦までもつれ込む状況となっている。
2位の羅は最終戦に優勝すれば自力で2年連続の年間王者となる
現在のランキングトップは、優勝1回、準優勝2回と3度決勝に登場している赤狩山幸男(840pt)で、続くのは今年は優勝こそないものの、準優勝1回、6戦中5戦でベスト8以内という安定した成績を残している、昨年のグランプリ年間王者の
羅立文(780pt)。
3位の土方は最終戦でベスト8以上が年間王者への最低条件となる(写真提供/B.D.)
3位には東京ビッグサイトで行われた第5戦を制した
土方隼斗(760pt)、4位につけているのは、第6戦で久々のグランプリ優勝を遂げた
栗林達(720pt)。そして5位が井上浩平(680pt)だ。第6戦の終了時点で年間王者の可能性が残されているのがこの5名ということになる。
第6戦優勝の4位栗林が年間王者となるためには最終戦優勝が絶対条件(写真提供/B.D.)
ランキングトップ5のこれまでのポイントと第7戦の可能性
上の表はトップ5の第6戦までのポイントと第7戦での獲得ポイントの可能性をまとめたもの。やはり赤狩山が有利な状況ではあるが、トップ5のプレイヤーが年間王者を目指し、その他のプレイヤー達が最終戦の勝利を目指して高いモチベーションで臨む戦いは、見所の多い激戦となることは間違いない。
5位の井上にも僅かながら年間王者のチャンスは残されている
なお、大会の観戦料は当日券で2,000円だが、会場となるバグース六本木店では、前日の10月26日(土)の営業終了時間まで1,500円の前売券の電話予約を受け付けているとのことだ(バグース六本木店 03-3478-9998)。東日本のトッププロ達による今シーズン最後のテンボールバトルを、ぜひ会場で楽しんで頂きたい。
会場となる東京都港区の『バグース六本木店』