明日、明後日(10月19日〜20日)に『第11回兵庫オープン』が開催される。4年前からBCJ(日本ビリヤード商工連合会)との連携により、兵庫県加古川市の大型ショッピングモール『ニッケパークタウン センタープラザ』の特設会場を舞台とするこの大会。今年も多くのプロアマ参加者を迎え、ハイレベルな戦いが予想される状況だ。(予選は姫路市『クエッション』併用)
またこの大会は周知の通り『ビリヤードの楽しさを伝える』点に力を入れていて、主催する兵庫ローテーションクラブ(HRC)が総力を挙げて準備から運営にあたり、毎年子供たちを中心に300名以上がビリヤードに触れて楽しみ、延べ数千人が足を止めてビリヤードを見る機会を作っている。昨年に続いて兵庫県のマスコットキャラクターである『ハバたん』も登場するとの情報もあり、試合以上に視聴率を稼ぐものと予想される。
さらに今年はキューメーカー『UNIVARSAL』がメインスポンサーとなり、協賛各社とともに『ビリヤード普及』へのバックアップ体制をより強固なものとした。こうした期待に応えるべく、HRCのメンバーは選手として参加しながら、地元の子供たちにビリヤードの手ほどきをしたり、写真撮影をしてその場でプレゼントしたり、様々なキャラクターの着ぐるみを纏ってキッズを集めたりと例年以上に奮闘する構えだ。
兵庫オープンは大勢の人達がビリヤードに触れる機会となっている
もちろんショッピングモール内の特設会場とあって参加する選手のモチベーションも高い。現在アメリカで開催中の『USオープン』へ出場しているプロを除いて、関西を中心にトッププロも多数エントリー。関東からも一昨年の本大会優勝者である