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過去のニュース(2013年)

2013.10.06 トーナメント

北谷好宏が桧舞台でプロ通算5勝目!

第27回北陸オープン

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男子優勝・北谷好宏、女子優勝・呉芷婷


10月5〜6日(土・日)に石川県の『グランドホテル白山』で開催された『第27回北陸オープン』は、男子は東西対決となったファイナルで土方隼斗を下した北谷好宏が8年ぶりとなる公式戦優勝を果たし、自身のプロ通算優勝数を5へと更新。

女子は新鋭・郭思廷との台湾人選手同士の決勝戦を制した呉芷婷が日本のトーナメントで初優勝を果たした。これで北陸オープンは男子は4年連続で日本人が城を守り、女子は台湾勢が同じく4年連続で制圧する結果となった。

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男子ファイナルのバンキング vs土方隼斗


なお外国人選手同士のファイナルは北陸オープンでは初めてのこと。準決勝で両選手に対峙したのは河原千尋大井由希子という強力な布陣。しかし今回は惜しくも敗れて揃って3位タイに。しかも3人で来日して2人が決勝戦を戦う台湾ティーンネイジャーの強さには感心する他ない。残る1人は蔡佩真で、決勝日の初戦(ベスト16)で佐原弘子(ベストアマ受賞)に、昨日の予選に続く2度目の敗戦を喫して終了。本大会で3度目のベストアマ受賞となった佐原の記録に大きな華を添える連日の金星に。

一方、フィリピンから6名参加した男子の部は初日で全員が消え、決勝日を待たずに日本勢の優勝が確定した。ストッパーとして活躍した面々は以下の通り。北谷好宏、水下広之塙圭介鈴木清司、白岩篤、高柳治幸、菊川博功アマ、宮谷晃司アマ、杉本優太アマ。なお杉本はベスト16入りを果たしてベストアマ賞を獲得した。

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会場には今年も多くのギャラリーが集まり、熱戦を見守った


こうして出揃った2日目の面々は実力者ばかりで、1回戦から決勝戦のようなカードが続々と組み上がってしまう事態に。この初戦で本大会最多勝記録保持者である高橋邦彦を破って波に乗った北谷は、青木亮二田中雅明を下して決勝戦へ。相手は今年最強男の土方で、今日も赤狩山幸男川端聡羅立文という面々を倒してのファイナル進出。まさに今年最強。しかし北谷はそんな土方までをも押し切り、北陸のファンに『小倉の活火山』の存在感を強力にPRする結果に。

なお、北谷の優勝が決まった瞬間に泣き出すグループがいたり、表彰式後の撮影ではデジカメやスマホを持った大勢のプロ仲間が並ぶなど、北谷の人柄を窺わせる一幕も。こうした裏話やコメントなどを交えた記事は別の機会に。北谷については明日、女子優勝の呉については明後日の本サイトで掲載予定。

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表彰を受けた選手達


好カードの映像も多く収録しましたので、CBNTや次号CUE'Sの付録DVDなどにご期待ください。今年も数々のドラマが誕生した北陸オープン。素晴らしいプレーを披露した選手たち、プロアマ一丸となって大会を支えられた北陸のプロアマ関係者各位、皆さまに敬意を込めて、あらためてこの場でありがとうございました。

Akira TAKATA