WEB CUE'Sトップ > 過去のニュース(2013年) > スリークッション、2つの世界選手権

過去のニュース(2013年)

2013.10.03 トーナメント

スリークッション、2つの世界選手権

世界ジュニアスリークッション選手権 & 世界スリークッション選手権

2013年のトーナメントシーズンも佳境に入ってきた今月、スリークッションを種目とした『世界選手権』が2大会開催される。いずれも日本から代表選手が出場し、タイトルを目指してハイレベルな戦いに挑む。

3c_mori.jp

世界ジュニアスリークッション選手権代表の森雄介


まず10月3日〜6日の日程で、ギリシャ・ペロポネソスで行われるのが『世界ジュニアスリークッション選手権』。この大会は世界各国から16名が出場してジュニア世界ナンバーワンを決めるもので、日本からは昨年に引き続き森雄介(東京・カフェ&ビリヤード ARENA所属)が出場する。

昨年は総合成績9位で惜しくも決勝トーナメント進出がならなかった森だが、今年に入り、国内でスリークッション、バンドゲームにと積極的にトーナメントに挑戦し大きく成長を遂げており、本大会での活躍が期待される。

3c_umeda.jp

世界スリークッション選手権代表の梅田竜二


そして16日〜20日にはベルギー・アントワープを舞台に『世界スリークッション選手権』が開催される。こちらは当年のスリークッション世界ナンバーワンプレイヤーを決める最高峰のトーナメントで、これまで日本人プレイヤーとしては、'74年、'84年に小林伸明、'07年に梅田竜二がタイトルを獲得している。

今年の日本代表は、梅田の他、7月に行われたアジアインドア・マーシャルアーツゲームズで銅メダルを獲得、ワールドゲームズでも日本代表として戦った竹島欧、5月に悲願の全日本初制覇を果たし、現在JPBFスリークッションランキング1位の船木耕司の3名だ。

3c_takeshima.jp

今年多くの海外戦を戦っている竹島欧


世界中から48名の選ばれしトッププレイヤーが集うこの戦いは、3名×16組のリーグ戦の予選を行い、それぞれの組の1位のみ16名が決勝トーナメントに進出できる厳しいフォーマット。すでに組分けは発表されており、梅田は韓国の金京律、船木はスペインのダニエル・サンチェスと、竹島はギリシャのフィリポス・カシドコスタスらと同組で争う事となる。

3c_funaki.jp

現在国内で最も好成績を挙げている船木耕司


今月、ヨーロッパを舞台に開催される2つの世界選手権。ジュニアの森、そして梅田、竹島、船木の4名の日本代表の健闘に期待したい。