『第12回全国アマチュアビリヤード都道府県選手権大会』、第69回国民体育大会・第14回全国障害者スポーツ大会「長崎がんばらんば国体」記念大会
9月28日〜29日(土・日)の2日間に渡って、長崎県と福岡県(キャロム)を舞台に『第12回全国アマチュアビリヤード都道府県選手権大会』が開催された。同大会はビリヤード競技の国体への正式競技としての参加を目標に掲げて2002年に創設され、以降一度も欠かすことなく国体が開催される都道府県を舞台に、その前年に開催されているものである。
「がんばらんば国体」のマスコットキャラ『がんばくん』
『長崎市民体育館』で開かれた開会式は、社団法人日本ビリヤード協会専務理事・西尾学氏らによる挨拶のほか、同国体のマスコットキャラクター『がんばくん』によるパフォーマンスなども行われた。やがて、体育館に並べられた各テーブルが一斉ブレイクで大会がスタート。
一斉ブレイクで大会スタート
ポケットの部はA級、B級、L(女子)級の3つのカテゴリーに分けられ、それぞれ64名ずつが出場。多くの有名アマチュア選手も出場したA級では、名人戦やマスターズなどこれまでに数々のアマチュアタイトルを手にしてきた持永隼史選手(東京)が、愛知の島田隆嗣選手をヒルヒルの末に下し、獲得タイトルを増やした。
各テーブルで熱戦が演じられた
4ゲーム先取で争われたB級は、山口の小林晋也選手が準決勝で地元・長崎の田中勝也選手を下す(4-1)と決勝でも東京の角谷慈樹選手に完封勝利を収めて戴冠。L級は熊本の渡辺佐和子が、決勝で米田理沙(東京)を下し、'06年以来2度目の同タイトルを手にしている。
キャロム上位4選手。左から優勝・北浦昭博選手(東京)、準優勝・板井篤信選手(兵庫)、3位タイ・榎本光昭選手(神奈川県)、亀井日出男選手(大阪府)
各5名・4組でのリーグ戦を経て決勝トーナメントが行われたスリークッションは、予選リーグをそれぞれ全勝の首位で通過した北浦昭博選手(東京)と板井篤信選手(兵庫)が決勝を戦い、20-15で北浦選手が優勝を果たした。
大会結果PDF