東海グランプリは14日開幕!
9月14日〜15日(土・日)の両日に名古屋市内の各ビリヤード場において『東海グランプリ』が開催される。決勝日の日曜日は千種区の『サンポピア』が男女ともに決戦の舞台となる。
昨年大会の模様。決勝会場は今年も『サンポピア』
この大会は『読売オープン』に始まり、2003年にフォーマットの変更とともに『東海ナインボールグランプリ』と改称。男子は昨年よりテンボールを種目に採用したため、現在は『東海グランプリ』が正式名称となっている。
昨年の男子優勝はフィリピンのラミル・ガレゴ
さて、今大会の見どころを記していくと、男子は『奪還』と『初』がキーワードとなる。奪還は過去2年連続でフィリピン勢にタイトルを持っていかれていることに対するもので、日本勢が総力を挙げて迎え撃つ気概を見せてくれることに期待。
世界選手権からトンボ帰りの土方隼斗も参戦
また世界選手権参戦のため国内トップの多くが不在であることから(現在、国内戦3連勝中の
土方隼斗は帰国参戦)、日本に残っている猛者はもとより、初優勝を狙うグループにはチャンスでもある。ここで新勢力の台頭を示せば、秋のシーズンも更に盛り上がることだろう。
昨年の女子優勝は河原千尋
そして何といっても注目は女子。この大会は不思議と『連続』の記録が多く、さかのぼれば2001年から
梶谷景美が4大会連続ファイナル進出を記録しており、2008年からは福家美幸(現
栗林美幸)が同じ記録を樹立。その栗林が昨年は出産育児のために休会していたが、先の関東オープンに続く復帰2戦目として参戦。
栗林美幸の戦いにも注目が集まる
さらに昨年まで2年連続準優勝の
夕川景子や2009-2010年に2大会連続優勝を遂げた
大井由希子らも気力十分で名古屋入りするだろう。そして昨年優勝の
河原千尋はジャパンオープンチャンピオンの貫禄で大会連覇を狙う。こうしたトップグループが繰り広げるナインボール・バトルは必見だ。
今年はどのようなドラマが観られるのか。CUE'Sでも決勝日はツイッター(@CUES_BAB)での画像を交えた情報発信をはじめ、男女好カードをCBNTでも配信予定。もちろん結果は当日にウェブキューズからお届けするので、ぜひチェックしていただきたい。
Akira TAKATA