男子ナインボール世界選手権・ステージ1
現在、カタール・ドーハで開催されている『男子ナインボール世界選手権』は昨日、ステージ1のセカンドチャンスが終了し、日本から参戦している土方隼斗がグループBのトーナメントを勝ち抜いて、ステージ2進出を決めた。
現在好調の土方は世界の舞台でも勢い止まらず(写真は8月の関東オープン、以下同)
同大会のステージ1では、各人がトーナメントを戦う3回のチャンスがあり、それぞれの回の最終勝者がステージ2への切符を手にする仕組み。1回のチャンスでそれぞれ32名前後のトーナメントグループが4つ形勢され(毎回トーナメントの組み合わせは変わる)、計12名がステージ2へ進むことになる。
土方はファーストチャンスでもトーナメントのファイナルまで進んでいたが惜しくも敗れていたが、今回は無事突破することになった。
同じく、ステージ1からスタートの栗林達は順調に勝ち進むも、セミファイナルでRaymund Faraon(UAEから参戦のフィリピン人選手)にヒルヒルの末に敗れ涙を飲む。このFaraonが決勝を7-0で勝利していることからも、Faraon戦が事実上の決定戦だったことが伺える。
栗林、次こそ突破なるか!?
栗林のほかに、日本からステージ1に挑んでいる宮田洋と香川貴俊もそれぞれ3回戦と2回戦で敗退し、サードチャンスに全てを託すことに。
4日(水)にサードチャンスの一部の試合が行われたが、出場した栗林と香川は共に1回戦を突破。残りの試合は5日から再開。宮田は本日からのサードチャンス挑戦スタートとなる。ただし、栗林と香川は同じトーナメントグループに属しており、ファイナルまで勝ち上がった場合、ステージ1を懸けて争わなければならない。
果たして、土方に続きステージ2への進出者は現れるだろうか。