9月2日からカタール・ドーハを舞台に『男子ナインボール世界選手権』のステージ1が開幕した。この大会は1990年にスタートした、WPAが主催・公認する世界選手権の中でも最も長い歴史を持つものだ。
2011年の今大会覇者・赤狩山幸男はステージ2から登場
大井直幸は昨年の今大会で3位。今年はもちろんその先を狙う
ステージ1は、7ゲーム先取・交互ブレイク、32名によるシングル・イリミネーションで争われ、3日間で計12回のトーナメントを行い、それぞれの勝者がステージ2への切符を手にする事ができるフォーマット。
国内公式戦3連勝中の土方隼斗。ステージ1から世界獲りへ
9月4日現在、すでに初日から2日目にかけて行われた「1stチャンス」の4つのトーナメントが終了し、趙豐邦(台湾)、マーロン・マナロ(フィリピン)ら4名が通過を果たしており、その中で日本勢は、残り8トーナメントでの突破を目指して厳しい戦いに挑んでいる。
2日からの「1stチャンス」で決勝(ステージ2進出決定戦)を戦って惜しくも敗れた土方、そして栗林、宮田の3選手は、4日現在「2ndチャンス」のトーナメントを戦っており、香川は最後に残された「3rdチャンス」に全てをかける状況となっている。ステージ2への切符をかけた4名のJPBA勢の健闘を期待したい。