GRAND PRIX EAST第5戦 & More ! in 東京ビッグサイト
東日本男子プロツアーの『グランプリイースト』(GPE)。その第5戦の決勝ラウンドが、18日(日)、あの国内最大級の展示場、『東京ビッグサイト』(西4ホール。江東区有明)で行われる。ビッグサイトでビリヤードの大会が行われるのは初のこと。業界全体が注目しているイベントである。
スポンサーシードの井上浩平。今年のGPE1でプロ初優勝を飾っている
グランプリイーストは毎回必ず2Dayトーナメントとして開催されている。今回も、前日の17日(土)に関東の各ビリヤード場で予選トーナメントが行われる。ここを通過した14名と2名のシード選手、合わせて16名だけが広大なビッグサイトに並べられたテーブルでプレーすることが許される。いつものGPEと方式は同じでありながら、決勝日のスケール感が全く違うこの第5戦。名誉ある「特設会場のGPE」のチャンピオンとしてその名を刻むのは誰になるだろうか。
もう一人のシードは赤狩山幸男
決勝ラウンド・シード選手の2名は、スポンサーシードの
井上浩平(
JPBA)と、前節(第4戦)準優勝の
赤狩山幸男(JPBA)(※前節優勝者の
内垣建一〈JPBA〉が欠場のため繰り上がりシード)。特に赤狩山は、'11年の世界チャンピオンであり、世界中の特設会場で戦ってきた経験を持つだけに、今回も優勝候補筆頭と言えるだろう。現段階では予選通過者は確定していないが、先日の『ジャパンオープン』で優勝したばかりの若侍、土方隼斗(JPBA)をビッグサイトで観たいというファンも多いだろう。
ジャパンオープンチャンピオンの土方隼斗も優勝候補の一人
なお、今回のGPEは、アマチュアのペアマッチ(17日)とチーム戦(18日)から成る『ゼウスビリヤードフェスティバル』と、ダーツのビッグイベント『SPARK』との共催で行われる。『ゼウス』も『SPARK』も土曜日から行われており、2日間とも終日ビリヤード・ダーツ双方のプレイヤーや観戦客がフロアを多数行き交うことになるだろう(※日曜のみ観戦料¥2000円)。
シードプレイヤーの井上浩平は、このビリヤードフェスティバルのプロデューサーでもある。
「このフェスティバルはこれまで2回、『幕張メッセ』(千葉)でやりました、そして今回は遂に『ビッグサイト』。僕らスタッフ一同、準備と運営に燃えています。来てくれた皆さんの笑顔が見たいです!」(井上)
今年4月に幕張メッセで開催された『MEZZ BILLIARD FESTIVAL』
アマ大会もプロ公式戦も一つになって燃え盛る一大ビリヤードフェスティバル in ビッグサイト。2013年の夏はこれを観ないと終われない!
T.KOBAYASHI(B.D.)