女子ナインボール世界選手権
中国・瀋陽で開催されている『女子ナインボール世界選手権』は、8日にオープニングセレモニーが開催され、本日から本戦・ステージ2の火蓋が切って落とされた。
オープニングセレモニーの始球式
ステージ2は64選手が各8名、A〜Hの8組に分かれてグループラウンドを戦い、それぞれから4名の決勝シングル進出者を選び出す。日本プロポケットビリヤード連盟(JPBA)から参戦しているのは梶谷景美、河原千尋、曽根恭子、李佳、野内麻聖美の5名。
ステージ2スタートのJPBA勢
河原はインドネシアのアマンダ・ラハユに7-1と快勝した。韓国のジュン・ボラと対戦した曽根は序盤にリードを奪ったが、終盤にに追い上げられながらも7-6と逃げ切りに成功。昨日のステージ1最終日で勝ち上がり本戦出場を果たしている野内は、スウェーデンのキャロライン・ルースを7-5で下した。
河原千尋、快勝!!(写真はジャパンオープン)
一方の李佳は初戦で韓国のトッププロ、キム・ガヨンと対峙し、一進一退の攻防を繰り広げヒルヒルに持ち込むが、シュートミスからキムに取り切りを許し、李は敗者側へ回ることになった。梶谷は過去にジャパンオープンを制したこともある譚禾耘(タン・ホーユン/台湾)に4-7で敗れている。
そして日本時間16時現在、生き残りをかけた厳しい敗者側の1回戦が進行中だ。
【JPBA勢ステージ2・1回戦】
河原千尋 7-1 アマンダ・ラハユ(インドネシア)
野内麻聖美 7-5 キャロライン・ルース(スウェーデン)
曽根恭子 7-5 ジュン・ボラ(韓国)
梶谷景美 4-7 譚禾耘(台湾)
李佳 6-7 キム・ガヨン(韓国)
【勝者2回戦】
河原千尋 vs 王曉彤(中国)
野内麻聖美 vs 頼慧珊(台湾)
曽根恭子 vs 陳思明(台湾)
【敗者1回戦】
李佳 vs リンダール・ヒューリー(オーストラリア)
梶谷景美 vs ブリタニー・ブライアント(カナダ)
※その後行われた勝者2回戦に勝利した河原千尋と野内麻聖美は、グループラウンドを突破し、決勝シングルへの進出が決定。李佳も敗者1回戦に勝利し、敗者2回戦へ駒を進めている。梶谷、曽根の状況は現在のところ確認が取れていません。