女子ナインボール世界選手権
河原千尋、日本を制し世界へ挑む(写真はジャパンオープン。以下同)
8月6日(火)〜8月12日(月)の1週間にわたって中国・瀋陽にて行われる「女子ナインボール世界選手権」が本日開幕する。日本からはステージ1スタートの野内麻聖美、土屋純子、鄭碧珠、ステージ2から参戦の梶谷景美、河原千尋、曽根恭子、李佳の計7名の日本プロポケットビリヤード連盟(JPBA)所属の選手達が出場。
ワールドゲームズに続き、海外戦が続く梶谷景美
ステージ1(予選)は6日から3日間にわたって行われ、7ゲーム先取のシングル・イリミネーション、交互ブレイク、スリーポイントルール採用というフォーマットで争われ、ステージ2へ進む8名を選び出す。
ステージ2には予選通過者を含め、世界選手権の名に相応しい列強国のトッププロ達が64名集う。本戦となるここからは、グループラウンド、ダブル・イリミネーションでの戦いとなり、64名を半分の32名まで絞り込む。ベスト32からは再びシングルに戻り、世界の覇を争うことに。
曽根恭子は海外戦のキャリアも十分
前年大会は中国、台湾などの強豪ひしめく東アジア勢を文字通りなぎ倒して英国のケリー・フィッシャーが栄冠を手繰り寄せた。JPBAからは河原千尋の9位タイが最高位と、世界の壁は依然として日本女子達の前に大きく立ちはだかっている事実に変わりはない。
李佳、母国凱旋でどこまで行けるか!?
だが、そこに楔(くさび)を打ち込むべく河原がアジアインドア・マーシャルアーツゲームズ準優勝、ジャパンオープン初制覇を遂げ、今シーズンの海外戦も健闘した。また、JPBAには彼女と同等のレベルで凌ぎを削る実力者もいる。果たして、7名のJPBAプロ達の結果はどのようになるのだろうか。そして'13年大会で最後に微笑むのは誰なのか。