全日本女子プロツアー第1戦の傍らにE8
6月22・23日(土・日)に行われた『全日本女子プロツアー第1戦』の試合会場、埼玉県・『自遊空間久喜店』には、イングリッシュ・エイト(E8)の7フィートテーブルが1台設置され、来場者が試合の合間などに、プレーを楽しんだ。
観戦に訪れた人々がE8に興味を示す
本誌の読者や『Web CUE'S』を見たことがある人など、E8についての多少の知識を持った人もいれば、テーブルをはじめて見る人など、それぞれに反応はさまざまだったが、皆、一様に楽しんでプレーしていたという部分は共通していたようだ。
日本初上陸の競技・テーブルということもあって、競技自体は知っていても、実際にテーブルを見るのははじめてだという人が多かった。会場に設置されていたのは、本誌やWeb CUE'Sで取り上げたコインオペレート(硬貨を投入してプレーする)のテーブルではなく、通常のテーブルと同じ形式のもの。
実際に「面白い」という声が多く聞かれた
プレーする傍らで、ポケットビリヤードとは異なる競技性やルール、テーブルの特徴的な違いなどを教えるサポートがあったこともあり、皆が円滑にゲームを楽しんでいた模様。ファウルの後の2ショットルールや、相手のグループボールを落とすとファウルになることなど、E8独自のルールは、戦略的に楽しめる要素をふんだんに含んでおり、短い時間ながらもその醍醐味を味わうことができたようだ。感想を聞いたところ、「面白い」という声が多かった印象。
ルールなどの詳しい情報はこちら→イングリッシュ・エイトの特設サイト
両日とも会場を訪れた来場者の中には、2日間でE8を撞き込んだプレイヤーもいた。ポケットビリヤードの手球と比べて一回り以上小さいボールに対しても、撞点を撞き分けてヒネリを正確に加えることができるようになっていたほど。大会に参加したプロもテーブルに興味を示し、競技やテーブルについての説明を受けたり、中には実際に撞いてみるといった場面も見られた。
なお、会場の『自遊空間久喜店』にはE8のテーブルが常設されている。実際にプレーしてみたいという人で、近くにお住まいの方は足を運んでみてはいかがだろうか。