『US OPEN 10-BALL』
7月19日(金/現地時間)にビリヤードの本場、米国のラスベガスで開幕した『US OPEN 10-BALL』は24日(水)にファイナルが行われ、デニス・オルコロ(フィリピン)を下した地元アメリカのロドニー・モリスの優勝で幕を閉じた。
モリス、一度も敗れず完全優勝
ダブル・イリミネーション(ファイナルを除く)で争われた同大会には、日本から内垣建一と東條紘典も参戦。海外戦における十分な実績を誇る内垣は勝者1回戦から勝ち進み、4回戦まで進むも、マイク・デシャインに敗れ敗者側へ。敗者6回戦では、結果的に準優勝となったオルコロに5-9で敗れ、大会を後にした。
内垣、敗者6回戦で準優勝のオルコロの前に敗退。写真は6月のGPE4より
東條は勝者2回戦で昨年の『ジャパンオープン』覇者でもあるウォーレン・キアムコ(フィリピン)と当たり、力及ばず敗戦。敗者側へ回ると、2回戦を突破するも3回戦で英国の実力者、ダリル・ピーチと対戦し、6-9で敗れた。
東條、ダリル・ピーチにわずかに及ばず。(写真は昨年GPE3/Photo taken by Toru Kobayashi[B.D.])
結局、トーナメントを一度も敗者側に回らずに駆け上ったモリスは、先日ジャパンオープンでファイナルを戦ったばかりのリー・バン・コルテッザを9-2で下し、最後に敗者側を制したオルコロも退け、栄えある優勝を果たした。