日本のトッププロ達が出場
男女それぞれのナインボール世界選手権に参加する日本プロポケットビリヤード連盟(JPBA)所属選手のリストが発表された。
前回大会で3位タイに輝いた大井直幸!
9月2日〜13日(月ー翌金)カタール・ドーハで開催される『男子ナインボール世界選手権』にはステージ2のシードとして昨年のこの大会で3位タイの輝かしい成績を残した大井直幸に加え、2011年度の同大会覇者・赤狩山幸男と共に羅立文、川端聡、青木亮二らが選ばれている。ステージ1には『ジャパンオープン』で優勝して勢いに乗る土方隼斗や栗林達、香川貴俊、宮田洋が出場する。
8月6日〜12日(火ー月)に中国・瀋陽で開催される『女子ナインボール世界選手権』にはステージ2シードとして河原千尋、梶谷景美、曽根恭子、李佳の4名。野内麻聖美、土屋純子、鄭碧珠の3名が厳しいステージ1から参戦となる。
アジア・インドアマーシャルアーツゲームズでは女子テンボール銀メダルの河原千尋
近年のWPAランキング対象の世界選手権における男子は、11年の同大会の赤狩山の優勝や『チャイナオープン』での3位タイ、昨年の同大会の大井の3位タイなど、世界の舞台でも十分に戦えることを示してきている。今年も国内のトップクラスが出場するだけあって、大いに期待していいだろう。
一方の女子は昨年の『女子テンボール世界選手権』(木村真紀・曽根)、今年の『Amway Open』(河原)、『チャイナオープン』(河原)と、各大会でベスト16、9位タイの壁に泣かされている。
しかし、そんな状況を打破するべく、先に行われた『アジア・インドアマーシャルアーツゲームズ』のビリヤード競技・女子テンボールにおいて河原は堂々の銀メダルを獲得。続くジャパンオープンでは悲願の優勝を果たした。もちろん、河原以外の選手達も着実にレベルを上げている。今こそ女子も更なる高みへ昇る時かもしれない。