ジャパンオープン最終日
セミ・ファイナルを制したのは男子、土方隼斗、L・V・コルテッザ、女子:河原千尋、蔡佩真だった。
土方隼斗、JO初ファイナルへ!
男子のセミ・ファイナルは日本人対決(土方隼斗vs玉城薫アマ)とフィリピン対決(E・レイズvsL・V・コルテッザとなった。日本人対決は激しい競り合いとなったが、土方が集中を切らさず凌ぎ切った。しかし、沖縄トップアマの玉城薫選手は堂々とベストアマを受賞した。
ファイナル一番乗りは、L・V・コルテッザ
フィリピン対決は、フィリピン総大将のレイズが一挙に6連取したものの、なんとそこからコルテッザが芸術的とも思えるランアウトを量産して、9連取でゲームを決めた。この男、どんな心臓をしているのか。
女子は2台とも日本vs台湾に。2年連続準優勝に泣き「もう2位はいらない」と意気込む河原千尋は、台湾の若手、呉チーティンと対決。堂々としたプレーで相手のミスも確実に拾って勝利した。
河原千尋、悲願のJO初制覇なるか
もう一ゲームは、新保まり子と蔡佩真のゲーム。序盤から着実に加点していったのは蔡。「初めて特設に来られました」と語る新保もしっかりと食い下がって行ったのだが、終盤で差を付けられてしまった。
蔡佩真は抜群の安定度でファイナルへ
これで残すは男女ともファイナルのみ。
「相手を気にせず、ファイナルを楽しんできたいと思います。自分のビリヤードをしたいですね」(土方)。
土方隼斗も河原千尋も、初のタイトルを目指す!
T.KOBAYASHI(B.D.)