ジャパンオープン最終日
最終日の熱戦が続いている『第26回ジャパンオープン』。男子ベスト16戦を終え、12時より引き続き男女ベスト8戦に突入した。
大会特別MC、赤坂泰彦さんも登場
まず女子のベスト8戦では3名が勝ち残ってきた台湾勢が力をみせ、蔡佩真が土師理恵子に8-0のシャットアウト勝ち、大井由希子と対戦したWu Zhi Tingが8-1。新保まり子と戦ったジェニファー・チェンも新保まり子を相手に6-3リードと試合を優位に進める。
逆転でベスト4入りを果たした新保まり子
しかし、ここから粘りを見せた新保が徐々に追い上げると、試合が7-7のヒルヒルに、最後は新保が渾身の取り切りを決めて小さくガッツポーズ。自身ジャパンオープン初のベスト４に進出した。
河原千尋も準決勝へ
唯一の日本勢対決となった河原千尋と江辺香織のゲームは白熱した試合となったが、中盤から一気に加速した河原が8-4で勝利。その結果、準決勝は蔡佩真vsWu Zhi Ting、河原千尋vs新保まり子となった。
一方の男子ベスト8戦は、赤狩山幸男vsE・レイズ、土方隼斗vs栗林達、羅立文vsL・V・コルテッザ、玉城薫vsI・ロタのカード。この中で最初にベス4に名乗りをあげたのはコルテッザ、ほぼミスのないプレーで羅を9-5で退ける。
素晴らしいプレーでベスト4入りの玉城薫
そして会場から大きな喝采を浴びたのが玉城。ロタを相手に堂々のプレーを展開し、9-7で勝利。久々にアマチュアプレイヤーがベスト4入りを果たした。
残る2試合は共に大激戦となったが、中盤からテーブルを支配したレイズが赤狩山を破り勝利。そして、5-0から一時は7-7に追い付かれたものの、そこから再び集中力を増したプレーで2連取を果たした土方隼斗が準決勝へ進んだ。
■男子テンボール・ベスト8結果
栗林達土7-9方隼斗
玉城薫（アマ）9-7 I･ロタ（フィリピン）
赤狩山幸男 6-9 E･レイズ（フィリピン）
羅立文5-9 L・V・コルテッザ（フィリピン）
■女子ナインボール・ベスト8結果
蔡佩真（台湾）8-0 土師理恵子
Wu Zhi Ting（台湾）8-1 大井由希子
新保まり子8-7ジェニファー・チェン
河原千尋8-4江辺香織
