会場には朝早くから多数のギャラリーが詰めかけている
15日に最終日を迎え、男子ベスト16戦からスタートした『第26回ジャパンオープン』。厳しい予選を勝ち上がってきた16名が、朝早くから多数会場に詰めかけたギャラリーが熱い視線を送る中、ハイレベルな攻防を繰り広げた。
今大会で最初にベスト8へ進んだのはエフレン・レイズ。持永隼史アマを寄せ付けず、9-2の貫禄勝ち。今大会の台風の目となっているフィリピンの新星、J・サルタンと対戦した赤狩山幸男は、序盤から一気に飛ばしサルタンを椅子に縛り付けたまま、一気に8-2とする。ここからサルタンの反撃を2点に抑え、最後は9-4で勝利した。
注目のカードとなった土方隼斗と川端聡の対戦は、土方が素晴らしいスタートダッシュをみせて5-0。途中川端も5-7まで追い上げるが届かず、土方が9-5としてベスト8へ。
実力者同士の対戦となった、田中雅明vs栗林達、羅立文vs福本宇太郎の試合はともに中盤まで一進一退の攻防となったが、それぞれ羅立文、栗林達が勝って次戦へ進む事となった。
その他、小泉毅郎を9-1で下したL・V・コルテッザ、フィリピン対決を制したI・ロタ、そしてアマチュアとして唯一、玉城薫が北谷英貴を9-6で破ってベスト8に名乗りをあげた。この後大会は、男女のベスト8戦が行われる。