7月14(日)、東京・渋谷『CUE』にて、『第26回ジャパンオープン』の女子ナインボールの火蓋が切って落とされた。JPBA女子が36名、アマチュア42名、海外選手5名の総勢83名が一堂に会して始まった予選ラウンドはダブル・イリミネーションによって32名を選出。続くベスト16で、明日の特設会場行きの切符を争った。
一回戦をシード扱いとなったJPBAプロ勢や海外選手達が、勝ち上がってきたアマチュア選手を迎え撃つというのが序盤の流れ。昨年の覇者・梶谷景美や準優勝の河原千尋、今季好調を維持している曽根恭子、夕川景子といった、女子トッププロ達が実力を如何なく見せ付け、順等にベスト32を決める。また米田理沙選手や伊東いずみ選手など実績あるアマチュア選手もプロ達と共にベスト32に勝ち上がった。
会場内では『Q-CLUB』による女子プロとの撮影会も
大会の内容からは少し脱線してしまうのだが、会場では女子プロ後援会『Q-CLUB』による女子プロとの記念撮影ができる特設のフォトスタジオが準備されており、訪れた観戦客と女子プロが記念撮影をするというサービスも用意されていた。
そして迎えたベスト32からはシングル・イリミネーションの一発勝負。曽根は現女流球聖・佐原弘子選手に3-6のビハインドから5連取で逆転勝利。梶谷はアマチュアの島崎史恵選手を敗ってベスト16へ駒を進めた。
ニューピアホール行きをかけたベスト16戦は全てが熱いゲームとなる。まず前年準優勝、インドアゲームズで銀メダルを獲得して帰国初戦の河原千尋が早々にベスト8入りを決めると、前年女王の梶谷との対決に臨んだ江辺香織が8-6で勝利。自身初となる嬉しい特設行きを決めた。
その他、木村真紀を破った土師理恵子、曽根との激戦を制した大井由希子、夕川景子を破った新保まり子、台湾からは蔡佩真、ジェニファー・チェン、Wu Zhi Tingの3人がベスト8へ進出。明日、男子の16名と共に、ニューピアホール特設会場での最終決戦に臨む事となった。