日本代表に初のメダルをもたらしたのは森陽一郎。
右はビリヤード日本代表監督の前田義孝氏
7月1日、『第4回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ』のビリヤード競技は3日目を迎え、男女6レッドシングルスと男子ワンクッションが終了してメダルが確定。男子ワンクッションに出場した森陽一郎(JPBF)が銅メダルを獲得した。
)、そして男子スヌーカーチームの栗本高雄、長谷修次、松村浩史(全てJSA)の5選手。まずそのトップバッターとして男子ワンクッション・準決勝に登場した森はベトナムのNgo Dinh Naiと対戦したが28-100で敗戦。残念ながら決勝へは進めなかったが、今大会の日本代表に初のメダルをもたらした。
次に登場したのは男子ナインボールの水下。勝てばベスト8進出の試合で対戦したのは、昨年のジャパンオープンにも出場した経験を持つタイのPalajin Kobkit。9ゲーム先取・交互ブレイクがフォーマットのこの試合で、水下は出だしから波に乗れず、一気に0-6と引き離される苦しい展開となる。ここから1ゲームを返して徐々に追い上げて粘りを見せた水下だったが、結局序盤の大量ビハインドを返せず6-9と敗れ、9位タイという成績で大会を終えることとなった。
スヌーカー2種目のチーム戦。ダブルスを戦う松村(左)と長谷
19時からは男子スヌーカーチームに栗本、長谷、松村の3選手が登場し、2回戦(ベスト16戦)でイランと対戦した。シングルス4試合、ダブルス1試合の計5試合を戦い、先に3勝をあげれば勝利となるフォーマットのチーム戦。日本は1試合目のシングルスに今大会初登場となる長谷が登場し、善戦したものの59-68で惜敗。その後、次戦のシングルスの栗本、3戦目のダブルスに長谷・松村で挑んだがいずれもイランに敗れ、残念ながら0-3のスコアで2回戦敗退となった。