第26回ジャパンオープン
『ジャパンオープン』は、日本プロポケットビリヤード連盟(JPBA)が主催するランキング対象の公式戦中最大のオープントーナメント。男子の部はテンボール、女子の部はナインボールが種目となり、日本全国のプロプレイヤーからトップアマ、さらに海外勢も参戦し、毎年大きな盛り上がりをみせている。
決勝会場となる東京都港区の『ニューピアホール』
26回目を迎える今年は、7月13日(土)の男子テンボール予選でスタートを切り、最終日の15日(月・祝)には例年通りに東京都港区の『ニューピアホール』特設会場で、男女の決勝トーナメントが行われる。年に一度のビッグイベント開幕は、ちょうど1ヶ月後に迫っている。
昨年の男子ファイナル、川端聡vsワレン・キアムコのファーストラック
ジャパンオープンは「観て」よし「出て」よしの「ビリヤード祭」。ハイレベルなトーナメントに出場してみたいと思っているプレイヤーはもちろんのことだが、ビリヤードの試合を一度観に行ってみたいと思った方にもぜひオススメしたい大会だ。
首都圏のビリヤード場を会場にして戦われる予選日には、トッププレイヤー達の息づかいが聞こえるほどに間近でそのプレーを観戦でき、決勝日になれば、特設会場の快適な環境の中で、厳しい予選を勝ち抜いてきたプレイヤー達による、現在日本で直接観ることのできる最高レベルの戦いを堪能できる。
昨年の男子テンボール予選の模様(東京都豊島区『ビリヤード・ロサ』)
特に今年は、男子テンボールが3日間開催になったことにより、初日の13日には、6会場でベスト128進出をかけたダブル・イリミネーションのファーストラウンドが、2日目にはベスト128〜ベスト32までのシングル・イリミネーションの戦いが一つの会場(東京都豊島区の『ビリヤード・ロサ』)で行われる。余裕のあるゲームスケジュールと会場が整理された事によって、観戦に訪れれば間違いなく、決勝日に進む16名を巡るドラマがより熱く、わかりやすく感じられるはずだ。
14日にスタートする女子の予選会場は東京都渋谷区の『CUE』。
13日には男子予選も行われる
また、14日にスタートする女子ナインボールの会場は東京都渋谷区の『CUE』。こちらも一会場で予選ラウンドからベスト16戦までが戦われる。つまりこの日は池袋と渋谷で男女のサバイバル戦が同時に展開するのだが、予選の観戦チケットは1日券が1,500円、13日からの2日間通し券は2,000円で、各会場の出入りが自由となっているので、移動しながら両方の戦いを楽しむ事も可能だ。
昨年の女子ファイナル、梶谷景美vs河原千尋のファーストラック
そして、男子16名、女子8名が頂点を目指す15日の決勝日、今年は大会特別MCとして赤坂泰彦さんが友情出演する事が決定している。この日は間違いなく、観戦環境、プレーレベル、さらにプレイヤーと観客が一体となって醸成される独特の空気感の全ての面で、ハイクオリティなトーナメントが展開されることになるだろう。
ジャパンオープンの話題も含めた赤坂さんのインタビューは
CUE'S7月号に掲載されている
この15日の指定席と立ち見席の前売り観戦チケットは、すでにチケットぴあ各店・提携コンビニで発売中だが、例年、指定席券は早めに完売になることも多いので、観戦をお考えの方には、早めの購入をオススメしたい。
参戦、観戦、楽しみ方はどちらにしても、「ジャパンオープン」に参加する事で、今、日本で見て、感じることのできるビリヤードの全てを味わう事ができる。日本全国のビリヤードファンが毎年楽しみにしているこのビリヤード祭。今年はぜひ、未体験の方を含めたより多くの方々にジャパンオープン・デビューを果たして頂きたい。