本番に向け、関東・関西で地区対抗戦も開催される
6月1日～2日（土・日）に和歌山県和歌山市の『ビッグホエール』特設会場において開催される『第49回全日本都道府県対抗ポケットビリヤード選手権大会』。この大会は国内で開催されている競技ビリヤードの公式戦において唯一の団体戦で、『撞球甲子園』の異名を持つアマチュア界のビッグイベントでもある。
昨年の第48回大会、開会式の様子
その開催を来週に控え、現在は各都道府県の代表チームも決定し、45チームが４組に分かれて行われる予選のブロック分けも完了。出場選手達はもちろん、それをサポートする各都道府県連盟の仲間達、そして主催の日本アマチュアポケットビリヤード連盟（
JAPA）も含めて、開幕に向け気持ちが高まってきているところ。
■第49回全日本都道府県対抗
ポケットビリヤード選手権大会ブロック分け
Aブロック：
静岡A、石川、兵庫A、千葉A、山口、岩手、栃木、新潟、茨城、大阪B、福岡B
Bブロック：
京都、福島、滋賀、北海道、愛媛、山梨、岐阜、青森、広島、埼玉B、神奈川B
Cブロック：
東京A、埼玉A、和歌山、福井、三重、愛知A、徳島、岡山、長崎、兵庫B、千葉B
Dブロック：
神奈川A、大阪A、熊本、宮城、奈良、福岡A、大分、富山、鳥取、愛知B、静岡B、東京B
そんな中の5月12日と19日、東京と大阪で、本大会に出場する代表チームが、本大会と同じフォーマットでキューを交える地区対抗戦が開催された。
まず12日に東京都渋谷区の『CUE』で行われたのが『第３回関東地区アマ連対抗戦』。ここには、昨年の第48回大会で見事初優勝を飾った静岡チームを始めとした1都４県の8チームが参加した。関東の強豪チームがモチベーションも高く臨んだこの試合では、千葉Aチームが静岡チームを抑えて優勝。本大会への弾みをつける形となった（結果は
こちら）。
第３回関東地区アマ連対抗戦には1都4県の代表チームが出場
19日には大阪府東大阪市の『高井田ビリヤード』で『第10回関西東海対抗戦』が開催。こちらには昨年準優勝の古豪・京都チームを始め2府7県の９チームが出場。関西・東海のトップアマが集結した形となったこの試合で優勝したのは、ライバル京都を抑えた大阪チームだった（結果は
こちら）。
第10回関西東海対抗戦優勝の大阪チーム
第49回大会の開幕まで１週間。年に一度のビッグイベントに向けて、優勝や昨年を上回る成績などそれぞれの目標を胸にビッグホエールに向かう全チーム、そして、この大会を育て、さらに発展させようと毎年力を尽くす大会関係者達、その全ての準備は着々と進んでいる。
