第14回アダムレディース３Cエメラルドカップ
今大会連覇を果たした肥田緒里恵
５月19日（日）、東京都新宿区の『ビリヤード小林』を会場に『第14回アダムレディース３Cエメラルドカップ』が開催された。
大会には現世界女王の東内那津未、ゴールデンウィーク中にベルギーで開催された「FEMINA BELGIAN OPEN 2013」で準優勝した林奈美子、さらには世界選手権３回優勝、今大会でも３度の優勝を果たしている肥田緒里恵らJPBF所属の女子プロ7名を含む21名の女性プレイヤーが参加。さらに韓国からも２名のプレイヤーが出場し、2セット先取というスリリングなフォーマットで戦われた。
会場となった『ビリヤード小林』
ダブル・イリミネーションの予選を勝ち上がり、ベスト８からの決勝トーナメントに進出したのは、肥田、
西本優子、林、そしてこの試合が産休からの復帰第２戦となった
界文子のJPBF勢と韓国の呉庚姫、さらに熊澤絵万里（Kobby's）、高松由佳（NIKKA）、吉村香南枝（アカデミーZ）の3名のアマチュアプレイヤー。このベスト８戦ではJPBF勢がその力を見せて全員が勝利し準決勝へ。その対戦は肥田vs西本、そして林vs界となった。
大会ベスト８
そして、共に最終セットまでもつれ込む熱戦となった準決勝では肥田と林が勝ち、決勝は林にとってはリベンジ戦とも言える昨年のファイナルと同一カードとなった。
第１セットを2キュー・5-0で奪った林に対し、第2セットを同じく5-0で取り返した肥田。共に一歩も譲らぬ戦いは運命の最終セットに突入。ここで林が初球から４点を挙げて一気にワンモアをかけたが、肥田がその裏で渾身の５点撞き切りを見せて大逆転。白熱した大会は、ショートゲームならではのドラマチックな展開の末、肥田が大会連覇を達成して幕を閉じた。
